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里親になること

色んな所で「里親になる選択肢を」ってことを伝えてきたけど里親になることは簡単なことではないこと、でも難しいことではないことを少し書いてみようかな🐕

保護犬の中には健康な子もいれば病気の子だったりブリーダーから来た子もいるし本当に様々な子がいて健康な子でも場所が変わった不安から例えばトイレがうまく出来なかったり不安からの吠えが出てきたり。
だけどそれは気長に向き合えば改善されてくケースが多かったのを私は見てきたかな。

病気の子はほとんど高齢の子が多くて、そしてもちろん治療費もかかる、そして看取りになる覚悟も必要だったりする。
病気によってはその子の辛い姿も見なければいけない。

団体にいた時は13歳で放棄された子がいて、その子は癌で次から次へとあっちこっちに出来て、もちろん引き取り手はなく代表のお家にいたけど最後の方は吐血下血の繰り返し。
目も見えずほとんど耳も聞こえず。
でもその子は代表が帰宅してその匂いを感じ最期は苦しまずに息を引き取った。

そうゆう覚悟が必要なんです。
でも愛情を持てば出来ることだと私は見て感じた。

ブリーダーから来た子は自由をあまり知らない子が多くてトイレが出来ないのは当たり前。
そりゃそう。
ゲージの中でご飯もトイレも睡眠も過ごしてきたんだから。
そういったことを理解してもらうことが必要になってくる。  

(この子はブリーダー放棄。声帯は取られてた。もちろんトイレはどこにでもした。時間をかければそれも問題はなくなったし、この笑顔以外に求めるものは何もないと私は思ってた)

譲渡会に来る人の中には
・仔犬がいい
・トイレはできますか?
・吠えない子がいい
・番犬として
・先住犬と合う子を

ってゆう声もあったな。
ここにいるのは保護犬です。
1から共に成長して欲しいんですって散々お伝えしてきたこともあった。

里親になる条件も団体によって異なることもあるけど厳しいことが多い。

それは1度傷付いた子達が2度と不幸な思いをしないため。
守るため。

里親になろうと思ってもらえてる人がいたらたくさんのことを考えてイメージしてもらえたらなと思う。

だけど難しいことではないと私は思うんです。

どの子にも個性があって、それを「個性」だと受け止めてもらえれば。

実際、私が「里親」になって後悔したことは1度もない。
今はかけがえのない大切な「家族」になりました☺️  


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