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草野球における効果的な練習と勝つ方法

こんにちは。
team TAIBO 営業Tです。

今回は、TAIBO登録チームのセルビンズさんに取材させて頂きました。このチームは、八王子市軟式野球連盟の一部に所属しています。

草野球チームにとっては、学業や仕事をしながら、いかにチームとして勝ち続けていくかという課題があります。その課題に対して、技術と戦略の両面でヒントになる部分がありますので、参考にしてみてください。

チーム名:SELVINS(セルビンズ)
指導者:A監督
実績:八王子市軟式野球連盟1部リーグ所属
運営歴:20年

練習の様子

試合前のアップの段階で、ラダー、ハードルなどの器具を使ったトレーニング、バスケットボールのゲームを取り入れている。週に一回の活動ではあるが、このようなトレーニングにより、正しい走り方が身に付き、瞬発力、体力がつく。

試合において必要である俊敏さや足のさばきなど、昔の感覚を呼び戻すためにも有効なトレーニングである。また、試合においては、様々な戦略を駆使しながら、勝っていくことにこだわりを持っている。

草野球人へのメッセージ

草野球の選手は、平日にコツコツとトレーニングをすることは、難しい場合が多く、いかに週末の活動のトレーニングにおいて、野球ができる状態に戻すかという考えで取り組んでいる。

監督さんの考えである、皆が集まる場だからこそ、トレーニングはやる気になれるという言葉が印象的であった。平日にトレーニングをしようと思っても、疲れていると、明日やるか、明後日やるか、一週間後にやるかと先延ばしにしてしまいがちである。

草野球人は、仕事優先のため、仕事に支障が出るという不安から日々のトレーニングをこなそうという気持ちにはなりにくいのが現実である。それならば、週末の活動にはできる限り参加して、そこで体を元の状態に戻していくことがチームの考えである。

体の状態をレベルアップしていくというよりも、元の状態に戻すことで試合に挑んでいく。そのためのトレーニングメニューは、チームとして確立されている。すべての選手が試合に挑める体を取り戻すためにメニューを考えているということは、ポジションにより穴を出しにくい。

この方法によりチームとして安定した成績を残し、その結果、一部リーグまで昇格できた。平日に練習ができる選手は、個々に実力を上積みしていくことで、チーム力のさらなる向上にもつながる。

一方で、野球は、動きや技術だけでは勝ち続けることは難しく、相手の弱点をついた戦略を駆使しながら、競り勝っていくという場面はどうしても出てくる。特に、一部リーグのような高いレベルにおいては、相手を圧倒して勝つという場面よりは、接戦が多い。

チーム同士の技術面での力の差はそれほどなく、冷静に戦略を立てることが勝敗を分けることが多い。相手の守備位置や肩を把握した上でのセーフティバンドや三塁への盗塁など、技術や体力に加えて、戦略にもこだわっているからこそ、勝ち続けていられるものだ。

このチームのように、全体練習において選手のコンディションを整えつつ、戦略面を駆使しながら安定した成績を残すという方法は、草野球界には参考になりそうだ。


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