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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話

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ザキさんの高校から現在までのストーリーです。
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話①~⑩

自分への手紙でこんな気持ちになるとは思っていなかった。 かったるい卒業式が終わり教室でホ…

team-fno
3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑦

午前3時。新聞配達のスーパーカブのエンジン音が聞こえる。走り出すエンジン音とサイドスタン…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑧

タバコの火を消し、鳥部がいるという地元にある駐車場にむかった。駐車場に着くと鳥部と白田が…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑨

僕たちは地元の駐車場を出発して福岡ICへ向かった。まだ日が上がってきてないが、あともう少し…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑩

SAの文字が見える。ウィンカーを出す。サイドミラーを確認すると、後ろを走る二台もウィンカー…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑪

東京へのツーリング後、1週間がすぎた。僕は、自分の部屋でうなだれていた。 うーん。なんだ…

team-fno
3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑫

福岡で最も人が集まると言っても過言ではない天神から、少し離れた親不孝通り。親不孝通りは元々昔近くに予備校があり、浪人生が集まっていて、その名で呼ばれるようになったらしい。今は昔ほど賑わいがなく、居酒屋、クラブ、ライブハウスがポツポツと存在している場所だ。そんな親不孝通りににあるライブハウスに僕は向かっていた。バイクを走らせ、親不孝通りの近くにある長浜公園のバイク専用駐輪場にバイクを止めた。 バイクを止め、親不孝通りに入っていく。親不孝通りの天神方面に歩いて行った。鳥部の送っ

大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑬

ライブハウスの前につき、意を決してライブハウスの扉を開く。扉を開けると音漏れするライブの…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑭

暗かったステージが明るく照らされる。明るく照らされ、演奏を始めた瞬間、何かが自分の中で掴…

team-fno
3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑮

僕一人家のパソコンに向かっていた。これだ。これしかない。僕たちが始められる事業。低資本で…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑯

時間は昼、12時30分。時間を確認すると、僕はいつものようにオイルで所々汚れた青いつなぎを着…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑰

着てるつなぎと同じ青色の帽子を被りながら、スタッフルームの扉を開けた。床が緑色をしたオイ…

team-fno
3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑱

白田が出ていって数十分立っただろうか。相変わらず暇だ。フランスの哲学者・ヴォルテールは「…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑲

一台洗い、そして拭きあげ、また一台洗い、拭きあげを繰り返しているといつの間にか、洗車ラッシュが落ち着いてきた。時計を見れば、3時間が過ぎようとしていた。つなぎの中は、汗でびしょびしょになっているが、なんとも言えない充実感が溢れていた。 「まこっちゃん、俺先に休憩行ってくるね」と蒲田さん。 「はい!どうぞ!」 ピットの奥にあるスタッフルームへ向かった。ピットの方に目をやると、洗車ラッシュが終わり、散乱している洗車スペースの片付けをしている江藤くんが目に映った。江藤くんに近