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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話

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ザキさんの高校から現在までのストーリーです。
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2020年7月の記事一覧

大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話③

夕暮れが沈む中、僕はベンチでコーヒーを飲みながら鳥部がくるのを待っていた。ここのベンチは…

team-fno
3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話④

鳥部はいつものように僕の左側に座る。甘い缶コーヒーをプシュッと開け、僕のブラックの缶コー…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑤

自分の部屋でコタツに入りながらバイク雑誌を見ていた。すると携帯電話が震える。カチッと開け…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑥

そんなに需要あるのかと疑うぐらい大きな駐車場を構えた地元の手芸用品店で僕と鳥部は待ってい…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑦

午前3時。新聞配達のスーパーカブのエンジン音が聞こえる。走り出すエンジン音とサイドスタン…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑧

タバコの火を消し、鳥部がいるという地元にある駐車場にむかった。駐車場に着くと鳥部と白田が…

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3年前
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大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑨

僕たちは地元の駐車場を出発して福岡ICへ向かった。まだ日が上がってきてないが、あともう少しで日が昇ることを知らせるように、空はほのかに明るくなってきていた。地元の駐車場から出発する時に、九州を出て山口県に入った一番近いSAで一旦皆で休憩しようと約束した。 早朝の高速道路はまだ車は少なかった。僕、鳥部、はぎ、白田の順番で走っていた。白田のバイクの後ろに末石が乗っていた。この順番には理由があった。性能が悪い順である。性能が良い順で走ってしまうとどうしても性能の悪いバイクが遅れる

大学中退して独立したら独立なんて必要なかった話⑩

SAの文字が見える。ウィンカーを出す。サイドミラーを確認すると、後ろを走る二台もウィンカー…

team-fno
3年前
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