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2024EWC第2戦スパ8時間 プライベートプラクティス 6月6日 レポート

2024年06月06日

予選と決勝に向けたセットアップを進めた約8時間の走行


2024年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)第2戦スパ8時間耐久ロードレース。Team Étoile/チーム・エトワールは月曜日のTRACK DAYで走行したが、ほとんどのエントラントの走行は木曜日から土曜日の3日間だ。

公式セッションは金土の2日のみだが、全チームが参加したプライベートプラクティスで亀井雄大、大久保光、渡辺一樹のレギュラーライダーがセッティングを詰めていった。

午前に2時間55分、午後に4時間55分と約8時間の走行機会があったため、短い周回数の走行とロングランを行い予選と決勝を見据えて走ったが、まだすべてのセッティングが決まったわけではない。

金曜日は午前に2時間のフリー走行、そして午後は予選1回目と2回目とこの日に予選を終えてしまうため、明日は午前の走行でもう少しスパ・フランコルシャンへの慣れとマシンのセッティングを詰めたいところだ。


ライダー 亀井雄大

「自分の調子は上がってきていて、セッティングの落としどころが出てきましたが、自分がうまく乗りこなせなくて苦戦しています。ペースが遅いわけではないですが、タイムが安定していないので、自分がライダーとしてできるところをたくさん考えて、引き続き頑張りたいです」

「明日の午前の走行でセッティングをもう少し詰めて、予選と決勝に向けて頑張りたいと思います。セッション次第のところもあるので、気負わずに進めていこうと思います」


ライダー 大久保光

「月曜日のトラックデーはあまり走れませんでしたが、今回はたくさん走ることができました。マシンのセットアップも試行錯誤しながら良いところに落ち着いたと思います。赤旗がありロングランができませんでしたが、ユーズドタイヤでどれくらいのタイムが出るのか、どこまで行けるのかなどのテストができたので、良い走行になったと思います」

「明日は予選ですが、チームメイトを信頼して、僕はレースでしっかりアベレージを刻めるように時間を使っても良いかなと思っています。2時間のフリープラクティスで3人のライダーで気持ちよくまとめて予選は上位に入れるように、そして決勝が重要なので僕は僕ができることで頑張ろうと思います」


ライダー 渡辺一樹

「今日は走行時間が長かったのではっきりとした課題がより明確化してきていますが、今回のレースウイークはセッションも少なくて時間が足りない印象です。SSTクラスは同じタイヤを2~3スティント継続して使うところもあり、必ずしも全員が同じコンディションで乗れない難しさも感じています」

「明日は2時間の走行が午前にあるので、その時間を目一杯使って、チーム内やライダー間、バイク自体のバランスを取り、もう少し完成度を上げられればと思います。予選は、耐久レースなのでそこまでポジションは重要視していませんが、転倒せずに1日を終えて決勝に向けての準備をしたいです」


EWC 2024 シーズンレーススケジュール

第1戦:ルマン24時間レース(フランス、ルマン): 4月18~21日
第2戦:スパ8時間耐久レース(ベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキット) 6月6~8日
第3戦:"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会(日本、鈴鹿サーキット):7月18~21日
第4戦:ボルドール24時間レース(フランス、ポール・リカール・サーキット) 9月12~15日


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