
2024EWC第4戦ボルドール24時間 予選1回目 9月12日 レポート

2024年09月12日
Team ÉtoileはSST暫定ポール! 予選2回目もタイム更新狙う
2024年シーズンのFIM世界耐久選手権(EWC)第4戦ボルドール24時間耐久ロードレースのレースウイークが始まった。初めてポール・リカール・サーキットを走るTeam Étoile / チーム・エトワールにとっては、9月10日(火)以来2度目の走行日を迎えたことになる。
ライダー順は、暫定エントリーリスト時点から変更して、渡辺一樹、亀井雄大、大久保光、川崎祥吾の順番とした。この日のセッションは午後からで、14~16時のフリー走行からセッティングを詰めていき、総合9番手、SSTクラスでは2番手の1分54秒949を記録して予選に挑んだ。
予選1回目は17時20分から1人20分ずつの走行だ。まずはブルーライダーの渡辺一樹が1分54秒429でクラストップタイム(総合9番手)をマーク。イエローライダーの亀井雄大は1分55秒279でクラス2番手(総合10番手)とここまでは順調に進んだ。
レッドライダーの大久保光だが、アウトラップの最終コーナーで転倒。タイムを残すことができず、ボルドール経験者の彼のアタックは予選2回目に持ち越されることになってしまった。第4ライダーの川崎祥吾は2分00秒785で13番手(総合23番手)と着実にタイムを伸ばしている。
その結果、渡辺と亀井のタイムでSSTクラスの暫定ポールポジションを獲得。しかし、油断はできず、平均タイムは2番手と約0.25秒差のため、予選2回目は大久保のタイム出しとさらなるタイムアップを狙う。
その後、20時40分から21時40分はナイトプラクティスが行われて、ここでも全4人のライダーが走行して寒い時間の感覚を掴んでいった。記録したのはは1分58秒744でSSTクラス11番手(総合22番手)だ。
3回のセッションで軽微なトラブルも発生したため、予選2回目、そして決勝に向けてさらに準備を進めていく。予選2回目は9月13日の11時(日本時間18時)からとなる。
ライダー 渡辺一樹
「状況的に予選へのプライオリティが高く、ポイントランキングで上位を狙うためには、予選の5ポイントも非常に貴重なので、しっかり上位を狙わなければいけない予選になり、1周にかける想いは強い気持ちで挑みました」
「今日はかなり風が強かったので、1.8kmのストレートでスリップストリームを使う価値は高くなっている状況だったのもあり、非常にナーバスになっていました。結果的に1周がうまくまとめられましたが、もう少しタイムを伸ばせたという気持ちはあります。ただ、暫定ではクラストップで帰ってこられたので、ひとまず良かったです」
「コンマ2秒差は簡単にひっくり返るので、予選2回目は大久保選手のタイムも含めて、もう少しタイムを上げられると思います。自分も理想的な1周をして、気持ちよく予選を終えて、ランキングのためにも良い状態で決勝に挑められればいいなと思います」

ライダー 亀井雄大
「初めて走るサーキットで、走行時間が減ったこともあり、タイムが上がりきっていなかったので、予選1回目はチームの作戦で一樹選手が使ったユーズドタイヤで走りました。単独で走っていましたが、思ったよりもタイムが出てSSTクラスの暫定ポールポジションの位置にいるのは嬉しいです」
「自分的には決勝に向けてタイムの底上げをして、明日の予選2回目は決勝を楽に走るためにできる限りプッシュして、まずはポールを獲って、ポイントランキング的にも優位的立ちたいです。チーム一丸で頑張っていきます」

EWC 2024 シーズンレーススケジュール
第1戦:ルマン24時間レース(フランス、ルマン): 4月18~21日
第2戦:スパ8時間耐久レース(ベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキット) 6月6~8日
第3戦:"コカ・コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース第45回大会(日本、鈴鹿サーキット):7月18~21日
第4戦:ボルドール24時間レース(フランス、ポール・リカール・サーキット) 9月12~15日

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