合格後のにんじん # 母親目線で語る高専入試
合格したら、〇〇してあげる
頑張る子供の尻を叩きたい一心で、にんじんをぶら下げる親は多いのではないでしょうか。
私も、どうしたものかと考えました。太知が喜び、励みにできそうなご褒美ってなんでしょう。
パソコン、スマホはご褒美にならず
高校生になったら新しいパソコンを欲しがるのは百も承知。必需品なので高専に落ちても買ってあげるつもりではいました。つまり、ご褒美とは意味合いが異なります。
ちなみにスマホデビューも確定していて、中学生の間は我慢する約束になっているために、好きなスマホを選んでいいと言い渡していました。
これもご褒美とはなりません。
洋服、食事、現金…
太知の興味は限定的で、洋服を買ってあげるといっても無反応であることは確実。私が買ってきたものに文句も言いませんが、興味もなし。
好きなところで好きなだけ食べていいというのもご褒美的としては魅力に乏しいような。
現金ならば文句なしなのでしょうが、これは私の父親(太知のじいちゃん)が高専に合格したら50万円をくれることになっています。
株でいい思いをしたらしく、気が大きくなってしまったのでしょう。そんな取り決めになっていました。
中学卒業したばかりの子に大金はいかがなものかとも思いましたが、ひとり親としてはとてもありがたい申し出なので断わらないことにしました。
そして、この現金については使い方に口を出さないつもりです。散在してもいいし、貯金して備えるのもあり。とにもかくにも、高専合格した場合にのみ手にすることができるのだから、好きにすればいいと思いました。
旅行を提案
太知が小学生の間は、毎年海外旅行へ行っていました。
「英語に興味を持ってくれれば尚よし」という気持ちもありましたが、その点は見事に裏切られましたけど。
そのときの行先は、サイパンとグアム。近いし子供連れでも安心だったので、交互に行っていました。
なので、受験が終わったらハワイへ行くのはどうかと提案したところ、「いいね」と言われ、決定!
こんなふうにして、太知のにんじんはハワイ旅行となりました。
行けずじまいのハワイ
高専に無事合格して約3年が経過しましたが、いまだにハワイへ行っていません。
コロナが流行ってしまったからです。
現在は、with コロナですから不可能ではないのでしょうが、円安が怖くて「行こう」とは口に出せずじまい。
でも、「いつかきっと」と考えています。
子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。