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因島フィールドワーク合宿 3日目(8/4)

合宿3日目のnoteを担当するクツです。

朝。メンバーは食堂に集まりました。西アフリカで開発コンサルタントをしていた長井宏治さんが講義をしてくれるからです。

長井さんの講義はまず他人を紹介するアイスブレイクから始まりました。自分ではなく他人を紹介することで、互いの理解、情報の伝達能力、コミュニケーション能力の向上が期待できるそうです。そして長井さんの狙い通り、私たちはさらに仲良くなりました。


次に長井さんによる「地域開発にかかるアプローチ」の説明がありました。地域開発とは地域コミュニティを発展させる目的で行うものであり、今回はPRAと呼ばれる地域開発手法について深堀していきました。

PRA (Participatory Rural Appraisal)参加型農村調査法とは、住民の参加を催し、住民が主導となって彼ら自身の生活をよりよくしていくことを目標とする調査法です。この調査法では、代表的なツールとして地域住民の住むコミュニティ地図を制作する作業が挙げられるそうです。


よって私たちは、三人グループに分かれ因島の地図を作成しました。昨日までの活動で得た、メンバーの脳にある情報だけで制作しなければならないという条件があり、完成した地図やインターネットの使用は禁じられました。これが予想以上に難しい課題で、大学生三人の脳を合わせてもほとんどのグループが正しい地図を描くことはできませんでした。ちなみに私のグループ最も正確な地図を作製しました✨

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      昼食 お好み焼きとフルーツ

昼食後、因島にあるPLUSinc. 株式会社プラス で働く20代のスタッフさん4名に、若者目線から見える因島の魅力や彼らの人生経験をお伺いしました。その後制作した地図を彼らと一緒に考察し、因島の魅力を探しました。イベントに生かせそうな魅力がなかなか見つけられず苦戦しました。

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因島を選んだ理由を語るスタッフさん

次に今回私たちと活動を共にしているJICA中国の岩谷さんのお話を聴きました。海外、主にアジア地域での都市開発、インフラ整備における重要なポイントなどの説明を受けました。難しい話で、昼食後だったということもあり、うとうとしてしまいましたが何かを企画するときに最も大切なことは「熱」だということを学びました。また海外生活の話を聴き、まだ知らない世界がたくさんあることを自覚しました。

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インフラが不十分で渋滞が起きる街の様子

その後みんなで今回のイベントの目的について改めて考え、議論しました。イベント参加者(地元の人、外国人労働者)に、触れ合いを通して、共に理解し、共に楽しんでもらう。これがイベントの目的として決定しました。

目的が定まったことで一段とイベントに対するモチベーションが上がってきました。明日も頑張ろうと思います。











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