
楽天がファッションに注力 ファッションウィーク東京 冠スポンサーに
ZOZOのヤフー子会社化からまだ日が浅い。そんな中、運命の巡り合わせか。楽天 三木谷浩史会長 兼 社長が ファッションウィーク東京 の記者会見に関係者と現れた。「Fashion Week Tokyo」の冠スポンサーとなって ファッション の領域に本腰を入れていく発表をした。ファッションのイメージが薄い楽天。だが、ファッション の ビジネス を強化していく意図はなぜ生まれたのだろうか?
楽天 ファッション ビジネス へ ファッションウィーク東京 との化学反応
1.Fashion Weekとは?
「Fashion Week」は年2回、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークなど、世界の名だたるファッション都市で開催されているファッションの祭典だ。一見すると、楽天に強いファッションのイメージはない。だが、そうではないと、三木谷さんは語気を強める。
楽天は自らもネット通販で「楽天ブランドアベニュー」というプラットフォームを持っている。だが、ここには既に1000を超えるブランドが名を連ねている。ファッション関連事業においてはZOZOの1.5倍だ。6000億円の流通総額を誇り、ファッションの機運の高まりを当然に感じている。
2.ファッションでもプラットフォームを作る
つまり、三木谷氏に見えるは、プラットフォーマーとしての新たな野望である。楽天は、店舗を主役に、買い物を楽しむお客様の為の場所を作ってきた。いわば、地方の店舗とネット上で賑わう“バザール”を創出した。
楽天は今度は、ファッションをプラットフォーマーにするわけだ。その立場を発揮することが、ファッションの盛り上げに繋がっていく。意味合いとしてはそういうことで、「Fashion Week Tokyo」と連携をする。また、「楽天ブランドアベニュー」もこれを契機に、「Rakuten Fashion」と名を変えてイメチェンを図る。

2.楽天のファッション構想に見える未来とは
そして、Fashion Week Tokyoなどのイベントにも積極的に連携。ブランドやデザイナーが世界へと羽ばたく布石を作る心意気を示した。ブランドやデザイナーを主役に見立てて、ショッピングを触発したいと願う。
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