配信アプリで絵を楽しむ。

ポコチャという配信アプリを始めてみた。
今日で6日目。

配信アプリなんて現代人だなぁとしみじみ。
言うてまだハクは20代なのだが。笑

パソコンの画面を連携してそのままの画面をアプリの配信画面に映せたらいいのだけど、その機能はこのポコチャという配信アプリにはないらしい。

だから、パソコンの画面をカメラ機能で映しているのだが、当たり前のように液晶画面は波打って色彩も全くよくは見えない。笑
しかしながらそんな中でも、配信を見に来てくれているリスナー様がいる。
アイテムを投げたり、コメントやいいねを押したり、応援というなにかしらの制度があったりまだまだ分からないことだらけだが、質の良いリスナー様のおかげで楽しく話しながら絵を描かせていただいている。

顔出しをしているライバーの方たちに比べて顔出しをしていないハクのところには当然のように人が集まらない。
このポコチャというライブ配信アプリでは『顔出し』が当たり前で、かわいい女の子を求めている人が多い。
楽器を使ったり、歌を歌う人たちもみんな顔を出している。

ハクの場合はどうだろうか。
SNSに顔出しをしませんと宣言している。
絵を描くこととトーク力のみで配信をしなければならない。

リスナー様から頂いた絵のお題や、会話の中で印象に残ったものを話しながら描いていく。

いろんな映画の話やアニメの話もしたが、『クレヨンしんちゃん』の話と『風の谷のナウシカ』の話が印象的だった。
イラストレーターをしている分、様々な絵を見てきた。
アニメや漫画はそこまで見ないが、キャラクターデザインはたくさん見てきた。
そして幼いころから見ていたジブリは年代ごとにどの映画が公開されたのかといえるくらい大好きなのだ。
国民的に愛されるキャラクターを生み出してきた先人たちは本当にすごい。
宮崎駿氏へのリスペクトは幼いころから止まらない。

だから配信中に、クレヨンしんちゃんと風の谷のナウシカに出てくる王蟲を描いてみた。
ラフ画でしか描けない。
尊敬する人が作り上げたキャラクターを描きこめるほどまだまだハクには技術が足りない。

この絵を描きながら配信をしているほんの数分～数時間が楽しい。
『こんな配信してる人ポコチャで見たことないよ。』と初めて配信を見に来てくださったリスナー様に必ず言われると同時に、『顔出しいないんですか』と言われる。

『顔出しはしません』と言い切ると、すぐにハクの配信枠から出ていく人もいれば『トークも面白いし、絵がどんどん進んでいく様子が面白い』と枠に居続けてくれるリスナー様もいる。

ライバーも配信する内容がそれぞれで、個性も違う。
リスナー側もそれと同じようにライバーに求めていることがそれぞれ違う。

万人に好かれることなんて難しいし、ハク自身それを求めていない。
ハクはハクの描く絵に興味を持ってくれる人に向けて配信をしたい。
配信を始めた理由は絵をたくさんの人たちに見てもらいたいから。
だったら自分の好きな形で好きなように配信したらいいと思った。

いつかポコチャでパソコンの画面と配信画面を共有出来たらいいのになとついでに思う。
パソコン画面をカメラで映しながら配信すると、色彩が大きく変わってくるし液晶が波打って見えてしまう。
横画面対応とかにもできれば、絵の配信はもっと楽しくなるのではないかと…配信を始めて6日目でそう感じた。

さて、明日は何を描こうか。

HAKU