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宇宙人と焼きそば食べたい!

今朝はずーっとSpace Xのロケット打ち上げを見守っていました。
小さい頃、最初のスペースシャトルの打ち上げを見て以来、
お仕事でも、ファンとしても応援しています。
民間の資金と開発力に門戸を開いたことで、
また宇宙開発に大きなブーストがありましたね。

NASAとSpaceX、そしてロシアと協力しているなんて冷戦時代では
ありえないことが現実になって感慨深いものです。
きっと現場ではたくさんの軋轢や喧嘩、そこから協力が生まれてきて
今日に至っているのでしょうね。
Boeingも頑張っていますし、様々な企業が宇宙開発に参入しています。

色々なstakeholderがいる中で皆様のコミュニケーションも重要ですし、
対外的にどう発信していくかは益々重要です。
NASA TVの中継ではN A S AとSpaceXが共に解説していました。
素晴らしいコミュニケーション戦略が垣間見えました。
まず、Resilienceという名前をつける。
回復力、復原力、強靭さという意味ですが今の人類にぴったり。
初飛行に臨む黒人の操縦士、ベテラン船長、
日本人と女性のミッションスペシャリスト、
多様性の象徴のようなクルー。
All for oneを合言葉にしている。
コロナ禍の中、人類みんなでの挑戦という位置づけ。
全世界の人々を鼓舞しようという意気込みも感じられますね。

J A X Aも最近はとても発信力が高まっていると思います。
ノンスタの井上さん仕切りでの中継も
身近に感じてもらおうという戦略ですね。
野口さんが6ヶ月宇宙に滞在するのに合わせて
#挑戦をやめない
というキャンペーンなども!

野口さんをはじめ、
日本宇宙飛行士の発信力は素晴らしいものがあります。
英語でのコミュニケーションで日々培ってきたものは裏切らないですね。
そこにNASA,JAXAのメディアトレーニングも
しっかり効果が出ているように思います。

一番感動したのはJ A X Aの山川浩理事長の
N A S A T Vへの生出演。
研究者出身(宇宙工学)では初の理事長です。
英語もとても流暢。100点満点!と思います。
が、実はもっとよくなる!
これ、決して批判ではありません。

ニール・アームストロングさんが
月面着陸時に発した言葉は有名ですね。
“one small step for man, 
one giant leap for mankind”

今日の中継でもlift off直後の言葉は感動しました。

“Ignition, Lift off, and the Resilience rises,
not even gravity contains humanity
when we explore as one, for all”

”レジリアンスがあがります。
重力でさえも人類が一致団結して探索することを
抑え込むことはできません。”

という感じでしょうか? 
“one for all, all for one”
昨年のラグビーワールドカップで
すっかりお馴染みの言葉。
ラグビーの精神、
”一人はみんなのために、みんなは一人のために”
諸説ありますが、
一般的なのはアレキサンドル・デュマの三銃士に出てくる
銃士の誓いの言葉です。
人類が一致団結すれば、
というこのメッセージを胸に私も頑張ろうと思います。

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日本は宇宙開発で出遅れた感はあるものの、
宇宙食で貢献しています。
和食メニューがクルーには人気あるそうですから
今後もどんどんMade in Japanで
宇宙飛行士、旅行者が楽しむことでしょう。
焼きそば(UFO)が新たにメニューに追加されたそうです。
ソース味って海外出張に行くと
食べたくなる味の一つですよね。
うどんやラーメンも!
エジプトの砂漠で食べた焼きそば(ペヤング)は美味しかったです!

人類のコミュニケーションの世界に
身を置いている私ですが、
宇宙人とのコミュニケーション戦略も考え始めましょうかね?
まずは胃袋から、焼きそばをお勧めしようかしら?

JAXAの皆様をはじめ、日本の宇宙産業の皆様、
これからも応援していきます!


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