【MTGA】対戦動画を作った覚え書き
前回、ヒストリックのデッキ構築記事など書いた訳だが。
せっかくなのでこのデッキを使った対戦動画など作ってみたいと思い。
何だかんだで10分弱の動画が出来上がったので、完成に至るまでのあれこれを書きとどめておこうという趣旨の記事である。
自分用の覚え書きなので常体の乱文だが、もし似たようなことをしようと思っている方の参考になれば幸いだ。
対戦の録画
「PCでプレイしたゲームを録画し、投稿する」という経験は過去にある。
ウン年ぶりにニコニコ動画へログインし、マイページで投稿動画を確認したら、それは2010年のことであった。十二支一周しとるわ。
当時は家族共用のヘボノートPCで何とか動画を取ろうと悪戦苦闘したことをよく覚えている。
何せ格ゲーのネット対戦ですら調子が悪ければカクカクするのである。いわんや動画編集をや。
ソフトはアマレココを使い、対戦直撮りは重くて出来ないので、リプレイを再生しているところを録画するようにした。
音声がうまく録音できず、ヘッドホン端子とマイク端子を直つなぎして無理やり解決したのもいい思い出だ。
それが今となってはWindows+Gキーで一発である。
細かい設定やら関係なくワンボタンで、対戦中だろうとスムーズに、当然のように音声まで含めて録画が完了した。
あの頃の苦労はなんだったんだ。
動画に採用する対戦の選定
とりあえずヒストリックランクマッチで何戦かして録画してみる。
その中から動画に採用するだけの取れ高があるものを選んだ。
今回の対戦を選んだ基準は、
①環境Topデッキの1つであるイゼフェニが相手である
→マイナーデッキ相手にブン回ってるのを動画にしてもな…という気持ち
②何かしら対戦中に悩む場面があり、その言語化ができる
→全ての選択がノータイムな対戦を動画化しても語ることに困る
③一方的な対戦にならず、一手違い程度の僅差である
→今回は2-0ではあるが、どちらも後1ターン遅ければ負けてるのでよし
以上3点を満たす、というものにした。
この基準は特に何かを参考にした訳ではなく、自分の感覚である。
もちろんこれ以外にも相応しい基準はあるとは思うが、それはまた経験を積んでからアップデートしていきたい。
動画の編集
かつてニコニコ動画に投稿したときは、録画した動画をそのまま投稿した。
が、せっかくなので字幕とか声とかを入れてみたい。
そのためにまずは動画編集ソフトから選定した。
AviUtl
みんな大好きフリーソフト。
かく言う自分も名前くらいは聞いたことがあった。
というか既にPCにインストールされていた。
いつ使ったんだ……?
フリーソフトではあるが、基本的な動画・画像・字幕・音声の切り貼りとかは余裕で出来る。何ならもっと凄いことも色々出来るらしいが、今回はそこまでのことはしないので特に調べてない。
最初はヒーコラ言いながら使っていたが、動画一本を作り終えるころには「動画編集マスターしたわ」と思えるくらいには慣れた。
(もちろんダニング=クルーガー効果である)
逆に言えば必要な初期投資は10分間の動画一本分ということかもしれない。
(もちろん個人差はある)
Windows君が簡単に録画までしてくれたので、動画編集もしてくれるかと思ったが、簡単な画像の差し込みすら出来なかったので早々に見切った。
あいつは所詮スライドショー製造機だ。
VOICEVOX
次に音声読み上げソフトだ。
以前から知っていた選択肢は「SofTalk」と「VOICEROID」の2つ。
SofTalkは動画で使われているのを聞く分にはいいのだが、自分が動画編集中に延々と聞くことを考えると少々つらい。
その点VOICEROIDは耳に優しいが、代わりにお財布には優しくない。
今後ずっと使い続けるならともかく、PCの片隅で埃をかぶるリスクを考えると出費は最小限にとどめたい。
そんな時見つけたのが「VOICEVOX」
謙遜で「中品質」とは名乗っているが全然そんなことは無く、初めて使った自分が適当にテキストぶち込んでもそれらしい読み上げにしてくれた。
今回の動画で手直ししたのは「手札」をなぜか「しゅさつ」と読んだところと「溶鉄」が読めなくて黙りこくったところぐらいだ。
それも、今後使い続けるなら辞書登録すれば問題なしである。
有志の方々が立ち絵素材を作ってくれているので、やろうと思えばよく見るボイロ実況動画みたいなのも作れる。
が、今回はそこまでするエネルギーが無かったので次回に持ち越し。
BGM
フリーBGMをDOVA-SYNDROMEからいくつかピックアップ
一通り編集を終えてから、最後にBGMを何パターンか差し替えていくが、どうも対戦中のものがしっくりこない。
昔遊んだフリーゲームに使われてたみたいなやつを使いたいけど、作者名覚えてない……とさまようこと一時間、煉獄庭園にたどり着く。
まさかnoteでダウンロードできるようになってるとは。
馴染みのサウンドに再会できたので満足。
動画の投稿
そんな訳で、土日を費やしてとりあえず一本、対戦動画らしきものが完成。
早速Youtubeに投稿してみる。
やれサムネだ子供向けだと面倒な手順は色々あったのだが、段々と記録するのが面倒になってきたので省略。
制作時間に比べれば非常にあっけなく動画は全世界に公開されましたとさ。
おわりに
こういう記事を書くなら、動画投稿したその日のうちに書かないと絶対やらないと分かり切っていたので、今日の0時を期限として一気に書いた。
現在時刻23:43である。ギリギリぃ。
モチベーションが続くならYMMとかに手を出して立ち絵とか凝った演出とか出来るようになったらいいなとは思う。思うだけ。
こうして記録に残すことで自分へのプレッシャーにしつつ筆を置く。
おしまい。
追記(7/1)
やっぱり立ち絵が無いとなと思い作り直した。
作り直した結果はこちら
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