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不正会計図解

チャーリーです。

昨今、企業の倫理が問われる世の中になってきていますが、中でも、意図的に会計処理を偽装することを不正会計と言うそうです。なんで不正が起こるんだろう?と思って自分なりに4枚の図解にまとめました。

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図解は以上です。

会計のルールも人が決めたものなので、変化したり、経営の実態とより近づけるために解釈の余地があったりして、ルールのゆらぎというものがあるからこそ、そこに不正が働ける隙間ができてしまう、そんな構造があるように思いました。

さらに、最後の図解は、マイケル・ポーターのファイブフォース分析のように、不正会計にも、主要なステークホルダーの力が働いた結果、不正が起きやすい構造をつくり出してしまうこともあるのかなと思い、その構造を図にしてみました。(ファイブフォース分析については以下の記事でもとりあげてます)

不正会計によって企業の信頼が落ち、業績が悪化し、リストラを余儀なくされ、生活に苦しむ人もいることを考えると、不正会計は人的な災害なようですが、そもそも不正が起きやすい構造そのものに問題があるように思います。

そのような不正が起こらないような環境づくりのためにも、ESG投資のG、つまり企業統治(コーポレートガバナンス)がより働く環境をつくることは重要だなと。

ということで不正会計が起こる構造、自分なりに構造を図解してみましたが、これらの構造をより使えるツールにまで落とし込むには、僕が専門ではないのでまだ検討が不十分だと考えています。

もしこのあたりがご専門の方や企業、研究機関で、ディスカッションをしながら本質的な構造を明らかにしたい、共同研究したいという方がいましたら、ご連絡ください。なにかしらご一緒できることがあるかもしれません。

以上です。


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