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【成功と幸福を分けて考える】

人事の小山です。

成功と幸福の
違いを考えていきましょう。

私が言うには、
成功は、客観的なものです。

プロジェクトの目標があって、
達成できていなければ、

基本的には、成功とは言わない
ですね。

ただ、その失敗の経験が
幸せなものがどうかは、
個人の主観によって変わりますね。

また、成功は、相対的でもあるでしょう。
「あれは、アイツより成功している」と
使うこともあるでしょう。

幸福は、絶対的です。
誰が何と言おうと、
自分が幸せならそれでいいのです。

「私は、あの人ほど幸せではない」
とか比べる必要がないですね。

ということで、
成功と幸福で4象限をつくってみました。

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自分はどこに
はいりますか?

「不成功・不幸」と
「不成功・幸福」
 が多いような気がします。

どうしたらいいのでしょうか?

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「不成功・不幸」の方:①の方に向かいましょう。

幸福は、「主観」でいいわけですから、
他人と比べないことです。

ヒトと比べてシゴトができない、
ヒトと比べて評価されていない、

と他人と比べないことです。

クレドカードにありますが、

今、自分がいる環境や
周囲の人を当たり前とせずに
「感謝の気持ち」を
もつことです。


感謝の気持ちから妬みもひがみも
生まれてきません。

恩返しをしたいというパワーしか
生まれないはずです。

「不成功・幸福」:②の方に向かいましょう。

まずは、
小さな成功を重ねて
いきましょう。

時間が経てば多かれ少なかれ
成功できることは増えていきますよ。


話題の渋沢栄一がこういっています。

※【糟粕】(そうはく)
酒のかす。
【丹精】
丹精を込めるということです。

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「成功や失敗のごときは、
ただ丹精した人の身に残る糟粕のようなものである。

現代の人の多くは、ただ成功とか失敗とかいうことのみを眼中に置いて、
それよりもモット大切な天地間の道理をみていない、
かれらは実質を生命とすることができないで、
糟粕に等しい金銭財宝を主としているのである、
人はただ人たるの務を完(まっと)うすることを心掛け、
自己の責務を果たし行いて、
もって安んずることに心掛けねばならぬ」。
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つまり、成功とは、

日本酒をつくって残った酒粕のような
付属的なものだといってるわけです。

お金をただ儲けようとすることも
付属的なものだといってるわけです。

自分の任務を真っ向していくことが
幸せで、

その結果にあるのが成功だといっているのでしょうね。

幸せは自分でつくれます。
そして、
組織や社会のために何ができるのかを
追い続けていると
結果が、
成功になるのだということですね。

偉人の人は、この追いかけ続けるレベルが
違うのでしょうね。

インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/