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私が、バングラで働いている理由

はじめまして。
新卒海外研修生バングラデシュ赴任の尾﨑一真(おざき・かずま)です。

初めての投稿ですので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

就職活動していた頃の私

大学3年生の時に、就職活動を始めました。

当時の私は、いわゆる安定志向で、

「お金が稼げれば良い」

という考えでした。

就職活動が楽しいわけでは、決してありませんでしたが、人並みには頑張っていました。

しかし、

「自分は何がしたいのかよくわからない」

状態でした。

バングラデシュとの出会い


そんな、「何がしたいのか」わからなかった私の中で、唯一やりたいと思えることがあるとすれば、

「海外の子供達とボールが蹴りたい」

これが、私のやりたいことでした。

様々なテレビ番組で、よく貧困の子供達にサッカーを届けているサッカー選手の姿が取り上げられていて、その姿に興味を抱いていました。

けれど、どこか、

「自分ではどうすることもできない」

と割り切っていました。

それでも、やはり、私の中には衝動がありました。

「サッカーを貧しい子ども達に与えたい」

その衝動は、ましていき、いてもたってもいられなくなり、私はその夢を実現した一心で行動にうつしました。

ボール片手に向かった先は、バングラデシュ
アジア最貧国の一つです。

まさに、バングラデシュこそ、自分が思い描いたイメージにぴったりでした。

旅をしながら現地の子供達とサッカーをしました。サッカーをする現地の子どもたちの笑顔を見て、自分も嬉しくなりました。

夢の実現と虚無感

想い描いた夢を見事、達成できました。けれど、私の心の中には、満足しきれないものがありました。

夢を持った当時は、あんなに『大きな夢』だと感じていたものが、いざ、実際に体験をしてしまったときに、私はこう感じてしまいました。

「こんなに小さいことだったのか」

大きい価値とは・・・?

私はバングラデシュから帰国して、自分の提供できる価値を大きくする方法は何なのかを考えました。

そこで、気づきました。

「行動範囲をもっと大きくしよう」

そのためには、英語を学び、行動範囲を大きくしてみようと思い付きました。

バングラデシュでは、ベンガル語と英語が使われていました。現地ではベンガル語が母国語でしたが、行動範囲を広げる為に英語を選択しました。

そして、英語を学ぶ方法を考えました。

「日本にいても、英語は身に着けられない!」

そこで、留学することを決めました。

留学に決めたのは、モンテネグロでした。
この国は、バルカン半島にある、小さな国です。

この国を選んだ理由は、ヨーロッパの中でも後進国とされていたからです。インフラの整った先進国ではなく、あくまで、「貧しい子どもたちがサッカーをして笑っている」あの夢に描いたイメージに似た国を選びました。

悲劇。そして、出会い

「さぁ、いよいよ留学だ」と思っていた矢先、
悲劇は起こりました。

ご存じ、新型コロナウイルスの感染拡大。
世界で大流行し、多くの国が入国を閉ざす中、私の留学も断念せざるを得ませんでした。

まさに、晴天の霹靂です。
そんな、失意のどん底にいた私にある出会いがありました。

「コロナウィルスの影響で内定取り消しとなった学生を対象にした特別採用実施」

この記事が、私が、東京コンサルティングファーム(TCF)との出会いでした。

TCFのビジョン「世界平和」の実現に共感しました。海外27か国に拠点があり、

「ここなら夢を実現できるのではないか」

そんな想いと出会いによって、私は、今、バングラデシュにいます。

私の物語は始まったばかりです。
今後の連載も楽しみしておいてください。

新卒海外研修生
バングラデシュ拠点
尾﨑一真

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インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/