ミャンマーの大自然を感じに行こう!
ミンガラーバー(こんにちは)!
西野由花です。
ミャンマーの観光シーズンも終盤にさしかかり、日中の日差しがきつくなってきました。これからどんどん暑くなり、1年で最も暑い暑季が始まります。
そんな最後の乾季を楽しむため、3連休を利用してミャンマーの大自然を感じるため国内旅行に行ってきました!
行き先はシャン州カロー、国内線の飛行機で1時間ほどです。
目的としてはそう、
1泊2日のトレッキングです!
カローとは?
カローはシャン州にある小さな街で、かつてイギリスの植民地だった際には避暑地として使用されていたようです。
確かに、暑季の始まりかけたヤンゴンから来るととても寒く、ダウンジャケ
ットが恋しくなるような寒さでした…!
ここには多くの観光客がトレッキング目当てでやってきます。
そのため、トレッキングの会社もたくさんあり、1泊2日だけでなく、2泊3日のプランから民泊できるプラン、修道院に泊まれるプランなど様々なプランを選べます!
カローの中にもパゴダがたくさん立つ場所があったり、おいしいカフェや有名なシャン料理の食べられるお店があったりと、散策するのも楽しいですよ。
そして、カローで一日すごしたら、ついにメインのトレッキングスタートです!
今回は1泊2日のプランの為、ルートの途中までは車で移動しました。
今回のトレッキングはグループでの申し込みです。
同じグループになったのはフランスから来た二人に、オランダから来た女性一人です。トレッキングの会社でも感じましたが、トレッキングは欧米系の方々に人気のようです。
歩くと目の前に広がるのは広大な景色です。3月の初めにきたので、お米などはすべて収穫されてしまっていました。
乾季のため土埃も多いですが、からっとした空気を感じながらどんどん進んでいきます。
途中で様々な少数民族の村に寄り、休憩したり交流したり
ミャンマー料理になくてはならない唐辛子はこんな風に干されて分別されてミャンマーの人々の食卓に上がってくるんですね。
歩く道はみんなが使っているのだろうと想像できるような大きな道から、これは獣道では…?というほどに見分けのつかない道だったり、大きな道からそれ、木々の間を縫うように存在する細い道だったりと様々です。
ガイドさんがいないと目的地にたどり着くのは難しいだろうなと思います。
きっとこういう長い道程で、人は自分の人生について考えたりするのだろうなと感じつつも、
私自身は日を遮るものも少ない中、景色を見ながら歩き続けるのに必死になっていました。
でも、そういえばこんなこともあったなあ。と後から振り返る余裕が出てくるのもまた、人生と似ていたりするのかもしれません。
トレッキング中に牛に遭遇することが良くありました。
牛も人間に慣れているので、人を避けてくれる時もあれば、人より牛が優先されることもあります。この牛たちも近くの村の牛なのでしょうか。
と、へとへとになりながら歩いていけばこちらが1日目の宿泊場所です!
この日は民家に泊まり、ご家族のおいしい料理を嗜み、日の入りを楽しんだりしながらゆっくりと一日の疲れをいやします。
ミャンマーの家庭でぐっすり寝て寒さに震えながらもすっきりとした目覚めを迎え、朝食を食べたら早速二日目のトレッキングがスタートします。
一日目のどこまでも広がる畑とは打って変わって、今回は自然豊かな景色の中を進んでいきます。
インレー湖はミャンマーでも有名な観光地です。そのためかインレー湖のある地区に入ると舗装された道やトレッキング参加者の集まる休憩所のような商店があったり、村々があったりとさらに周りの景色が変わっていきます。
そしてついに、インレー湖に流れる川に到着しました!
約35キロメートルを踏破し、ついに観光名所、インレー湖に突入です。ここからは徒歩ではなくボートに乗ってインレー湖を縦断していきます。
実はインレー湖に来るのは初めてだったのですが、
非常にのどかで、そこに暮らす人々の生活も垣間見える世界でした。
なぞの野菜?果物?を運ぶ人もいれば、魚を採っている人、もちろん他のボート観光をしている観光客もいます。
そして一時間かけてインレー湖の対岸に到着しました!
歩いている途中は辛い時間もありましたが、適度に休憩もあり、友人や一緒に参加したツアーの参加者の方といろいろな話をしたり、大自然を感じたりと非常に充実した時間を過ごすことができました。
ミャンマーに来て一年たち、様々な経験やうまくいかないことも多くある中で私が意識してきたのは、「迷ったらチャレンジしてみよう!」ということです。
海外インターンへの挑戦はその初めの一歩でした。
そうしてがむしゃらに仕事にしがみついていく中で、いつの間にか4月には難しい、どういう意味だろう?と思っていたことをいつの間にかできる用になっていたり、お客様に「助かりました」と言ってもらえる機会が出てくるようになりました。
そして、日常生活の中でも、1月にヤンゴンの街中を歩いていたと思ったら2月には10Kmマラソンに挑戦し、3月には1泊2日のトレッキングに参加していました。家の中が大好きな自分としては驚きです。
今までとは違うことやためらっていたことにも積極的に挑戦し、努力していくことで新しい世界も見えて来ます。
これからも挑戦を忘れず、限界を決めず、自分が社会に与えられる価値を模索し、高めていきたいと思います。
一年間ありがとうございました!
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インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/