メジャーキーに同主調マイナーペンタが成立する理由
こんにちは、コードワークラボの田端です。
今回は「メジャーキーに同主調マイナーペンタが成立する理由」というテーマでお届けします。
この記事は以下のような方におすすめです。
・アドリブギターに興味がある方
・ギターソロの引き出しを増やしたい方
タイトルを見てピンとくる方はきっとプレイヤーとして感度の高い方だろうと思うのですが、そういった方も興味があれば是非ご覧になってみてください。
一般的な使用する方針となるスケールの基本方針
まずは基本的な部分を確認しておきます。
「ギターソロを弾く際にどういうスケールをとるか?」という話です。
例えばアドリブセッションのような場でも、ある程度の方針に沿って弾くわけですが、
CメジャーキーであればCメジャースケールをとる、というのが最も基本的な考え方になります。
また、Cメジャースケールと同じ構成音を持つAマイナースケールもまた基本方針となり得るスケールですね。
ロック系の音楽ではペンタトニックスケールが軸になっているものが多いので、その場合は、CメジャーペンタまたはAマイナーペンタ。
上記のようなスケールが一般的なギターソロの方針になります。
同主調マイナーペンタの使用例
今回のテーマは、前述した方針とは異なり、
「メジャーキーに対して同主調のマイナーペンタトニックスケールを使用する」というケースについてです。
具体例を挙げると、
CメジャーキーにおいてCマイナーペンタを使用する、というようなパターンですね。
まずは実際の使用例を一つ紹介してみます。
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