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コロナ禍でアパレル業界に何が?

■「GINZA  SIX」テナント大量閉店

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新型コロナウイルスの感染拡大前は外国人観光客で賑わった東京・銀座の大型商業施設「GINZA SIX」でテナントが大量閉店しました。アパレル業界に、一体何が起きているのでしょうか。

記者:「GINZA SIXでは、ここ1か月で19店舗が閉店しました」


2017年、銀座の新たなランドマークとして開業した際は大行列になりましたが、1月20日の人出はまばら。撤退を決めた店舗は…

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撤退を決めた店舗関係者:「家賃に見合う売り上げがあげられなくなった」


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今回撤退するテナントの半数がアパレルです。外出自粛などの影響で苦境に立たされていて、「GINZA SIX」は今後、巣ごもり需要に対応した店舗と入れ替えるといいます。


■テレワークで“スーツ”業界も苦境

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記者:「こちらの洋服の青山では店舗内でシェアオフィスを始めています」

テレワークの普及で「スーツ離れ」が進み、2022年3月までに160店舗ほどを閉店する方針の青山商事。今回、新たにおよそ400店舗の売り場面積を縮小させる方針であることがわかりました。デジタル化で在庫を減らし、空いたスペースは、シェアオフィスやコンビニなどに利用することで業績の改善に繋げたい考えです。


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スーツ業界を巡っては、こうした“二刀流”の経営が広がっています。


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「AOKI」は、既存店を改装し、フィットネスジムを併設する複合店を展開。「コナカ」は、郊外で展開する大型の駐車場を活用し、レンタカー事業を始めました。

コロナを乗り切る生き残り策が模索されています。