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続・SNS担当者(1年目)がやるべきこと

続・SNS担当者(1年目)がやるべきこと
2017年度の「TBS NEWS」SNS施策を振り返る

●「前例がない」ことからやってみよう

SNS担当・・・といっても、テレビ以外のニュースを出す場、全てを見ているため、日々やることは結構あります。結構あります。(2回繰り返してみました・・・笑)仕事の優先順位をつける必要があり、私が大切にしていたのは「前例がない」ことからまずやってみよう!という事でした。

「note」で、テレビの企画を読める形でアーカイブ化しよう。記者や取材対象者の顔が見える、個性を残せる場をつくろう。という提案をした時、noteって何?」「前例がないからなぁ・・・」という声も聞こえました。

去年の6月に、ひっそり細々と立ち上げた「ニュースが少しだけスキになるノート」は、おかげさまで予想以上に多くの支持を頂きました。(もうすぐ8000フォロワー!)夜の報道番組「NEWS23スタッフノート」というnoteもあるので、是非たまにチェックしてみて下さい。

去年6月「公式note」を開設 4月25日現在 フォロワーは7904人 


●「イベント」を開催してみよう #マンガで報道局  投稿コンテスト

SNS担当だからといって、インターネットやスマホに向き合っているだけではいけません。「参加型」のイベントを開いて、「視聴者」「生活者」に向き合うことが大切だと思います。

「自分は作る側」という考えに固執してしまうと、情報を届けたい相手とのズレが生じてしまうような気がしますし、ズレに気づくのが遅れてしまうと思います。

#マンガで報道局  は、どんな結果になるのか、先が全く読めないイベントでした。(作品が来なかったらどうしようとか、ネガティブな想像ばかりしていました)コンテンツを一方的に届けるだけでは、絶対にわからない数多くのことをイベントを通して学ばせて頂きました。


●会いたいと思う人に貪欲に会いにいこう

テレビ局の人だから、いろんな所にコネクションがあるんでしょ?紹介してもらえるんでしょ?・・・と思われるかもしれませんが、社会部や経済部の現場で長年働いていた「ごく普通の記者」は残念ながらテレビ的なキラキラした世界とは無縁です。

「会いたい人に会う」という作業は地味で普通の方となんら変わりません。
気になるイベントに行って、名刺交換からはじまり、多忙な中で食事の機会を調整して頂いてじっくり話す。そして次につなげる・・・。みたいな!

実際に会った人がリアルな世界で頑張っていると、「よし、自分も頑張るぞ!」と元気が出てくるのは不思議なものです。


●早めに「失敗」をしよう

ありがたいことに、1年目はトライした事のほとんどが、基本的に「成功」しました。ただ、逆に2年目に「守り」に入ってしまう事だけは避けなければならないと思っています。「失敗しても良いからね!」と上司には笑顔で言われていますし、是非「前向き」に転びながら前進していきたいと思います。

他にも、まだやるべきことはあるのですが
それはまた次の機会に・・・

「ニュースが少しだけスキになるノート」
「TBS NEWS」(デジタル&SNS)運営責任者 池田誠 

twitter: @jnn04316  (←超初心者)