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TBS NEWS 生活・防災

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2020年7月の記事一覧

【news23】実用化は?ワクチン開発 最大の壁は1万人の治験者確保 村瀬キャスター解説(2020年7月17日放送)

山本アナウンサー: 新型コロナウイルスとの戦い、まだまだ続きそうですが、大きく変えると期待されているワクチン開発の最前線について、村瀬キャスターです。 村瀬キャスター: ワクチンは世界各国が競って開発を進めています。 国産ワクチンはいつ実用化されるのか?開発の現場にカメラが入りました。 (2020年7月17日(金)放送「news23」より) ■VTR「ワクチン開発の最前線」 「日本の新型コロナウイルスワクチンの開発の先頭を走っているのがこちら(大阪・吹田市)の建物にあ

東京都モニタリング会議~専門家の判断は?(7月15日)

東京都では7月15日、新型コロナウイルスについての感染状況などを評価するモニタリング会議が開かれました。 専門家からは、感染状況について、4段階の中で最も深刻な「感染が拡大している」との認識が示されました。 モニタリング会議に出席した国立国際医療研究センターの大曲センター長と杏林大学の山口教授の発言を中心にまとめました。 以下 国立国際医療研究センター 大曲 貴夫 国際感染症センター長の発言 感染状況について (東京都のモニタリング指標) 実数と増加比が含まれるが

新型コロナウイルス~離島・伊豆大島に広がった複雑な思い(2020年5月緊急事態宣言解除直後の取材)

5月25日に緊急事態宣言が解除となり、県をまたいでの移動も可能になりましたが、東京都では7月に入って以降、再び感染者が増えている状況です。 緊急事態宣言が解除された直後の5月半ば、感染者がゼロの東京都の離島・伊豆大島では島民たちは複雑な思いを抱えていました。 伊豆大島をはじめとする離島には、コロナウイルス患者を受け入れる医療体制が整っていません。自然が豊かで、人が密集しているわけではありませんが、高齢者が多く、狭い生活圏で人と接触する機会はいくつもあります。 観光客が来

院内感染で患者ら214人が感染「永寿総合病院」が職員の手記を公開(2020年7月1日)

院内感染が起こり患者や職員214人が感染、43人が死亡した「永寿総合病院」(東京・台東区)の湯浅院長が7月1日、会見を開き謝罪しました。 会見の中で湯浅院長は、5月に職員に対して行った「気持ちの変化」の調査結果を示し、 (結果を見ると)様々な気持ちの変化があったことが分かりますが、この中で、「この仕事に就いたことを後悔している」と答えた職員は6%で、最も少ない数でした。私はこれを見て、職員の医療者としての強い気持ちを感じることが出来ました。 と、職員への思いを語りま

東京都 新たなモニタリング指標を公表(2020年6月30日)

東京都の小池知事は、新型コロナウイルスの感染拡大の兆候を把握するための新たなモニタリング指標を公表しました。新たな指標では、休業を再要請する際の目安となる数値が撤廃されました。 新たに示されたモニタリング指標 公表されたモニタリング指標は、「感染状況」と「医療提供体制」の2つに区分され、新たに3つの項目が加わりました。 【新たに加わった項目】 ②#7119 東京消防庁救急相談センターへの発熱などの相談件数 潜在的な市中感染の状況を把握するため ③感染経路不明者 実際