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現場から、 ~TBS NEWS~

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TBSテレビ報道局が運営するnoteです。記者個人noteやNEWS23スタッフnoteなどをまとめています。公式WEBサイトはこちら→http://news.tbs.co.jp
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2017年10月の記事一覧

ダイアナ元妃没後20年  生涯取り組んだ人道支援

外信部 豊島歩(JNNロンドン支局) 今年は、イギリスのダイアナ元皇太子妃が亡くなってちょうど20年となります。美しい笑顔とファッションで当時日本でも「ダイアナフィーバー」が起きましたが、ダイアナさん本人が力を注いでいたのは人道支援でした。外信部・豊島歩記者の報告です。 あの日、宮殿前を真っ白に染めたのは、捧げられた無数の花と涙・・・。その人は、人々の心に寄り添う存在でした。 「プリンセスじゃなかったら人々の心の闇を取り除く人でいたかった。手を置いて、助けたい」(ダイア

【追跡】過去最多に いじめ認知急増のワケは…

10月26日に発表された、全国の学校がこの1年間に認知したいじめの件数は32万3000件あまり。前の年からおよそ4割、10万件も増えて過去最多となりました。なぜ今回、急激に増えたのでしょうか。(TBS NEWS23 17年10月26日オンエア) ============ 娘を亡くして、1年2か月が過ぎました。 ●葛西りまさんの父親・剛(ごう)さん 「いじめで人の命がなくなるんですよ。同じ思いをする人だけは二度と出てほしくない」 笑顔が印象的な葛西りまさん(当時13)。

IRは『カジノをぼかすお化粧』なのか?

カジノ解禁の大義名分は「IRの推進」?  政府はカジノを解禁する大義名分を「IRの推進」に見出したようである。訪日観光客を惹きつける観光の切り札としてIR(統合型リゾート)を推進することとしている。IRとは、滞在型観光のためにカジノ、会議場、展示場、アミューズメント施設、ホテルなど滞在型観光のための集客施設が一体的に整備・運営されるものいう。海外ではラスベガス、マカオ、シンガポールが有名だ。  そういうIRの魅力を高めるための目玉施設がカジノだ。日本も遅ればせながら、こう

「2つの祖国を生きて サハリンの記憶」(後編)ザ・フォーカスより

ロシアと日本の間の行き来が自由になってからも日本に帰国せず、サハリンに残ることを選んだ人もいます。 今月、サハリンから一時帰国した松崎節子さん、85歳。 付き添うのは、末娘のエンジャさん、51歳です。 エンジャさん)日本はいつも楽しいです 早くに両親を亡くした松崎さんもまた、生活のため、15歳で朝鮮人の男性と無理やり結婚させられたため、日本への引き揚げをあきらめざるをえませんでした。 松崎さん)(当時は)女が1人で生活することはできない。仕事もない。だんなさんと暮らす

「2つの祖国を生きて サハリンの記憶」(前編)ザ・フォーカスより

こんにちは~ 今年1月。ひとりの女性のもとを厚生労働省の職員がたずねました。 戦後、さまざまな理由でサハリンに残され、その後帰国した人たちの体験を 記録するためです。 証言するのは、近藤たかこさん、86歳。サハリンに生まれ、2000年に日本に永住帰国しました。 近藤さん)戦争が終わってからサハリンは戦争が始まったんです。 記憶をたどりながら、サハリンでの体験を話し始めた近藤さん。政府がこうした事業に取り組むのは、戦後72年が過ぎ、当時のことを知る人が減っている、とい

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新証言:首相官邸に迫ったロシアスパイの手口(下)

内閣情報調査室のA氏を欺き、日本政府中枢の機密情報を奪おうとしたロシアのスパイ。その手口を取材するため、私はアメリカに飛んだ。取材に応じた元KGB工作員が、米国人になりすます「背乗り」という手法を暴露。さらには、アメリカ社会を分断する情報攪乱(ディスインフォメーション)工作の実態も明らかになる。 国家の中枢を、時間をかけて篭絡していくロシアのスパイ。 最大の工作対象はアメリカだ。 ■竹内明ワシントン中心部にあるこのロシア大使館です。道を隔てた反対側、三階建ての家、ここ

【セカイは今】タイ名物「トゥクトゥク」に異変

タイ名物で観光客にも人気の“トゥクトゥク”が大きく変わろうとしています。 ======================== リズミカルなエンジン音が名前の由来となっている「トゥクトゥク」。 カラフルな車体は観光客に大人気です。 ●カナダからの観光客 「楽しい。観光客にはいいわね。エキサイティングな乗り物だわ」 ただ市民の間では批判もあるようです。 ●バンコク市民 「煙と臭いがすごいから、空気を悪くするわ」 ●バンコク市民 「汚いし、うるさい」 ガソリンや液化天然

新証言:官邸に迫ったロシアスパイの手口(上)

トランプ政権誕生の裏にロシアのスパイ機関が動いていたのではないか・・・ アメリカで今、疑惑の捜査が進んでいます。こんな中、スパイ事件の当事者たちが私たちの取材に応じ、その手口など新事実を証言しました。 スパイたちはホワイトハウスだけでなく、日本の総理官邸周辺にまで手を伸ばしていました。 ■川崎駅前 私たちの取材に応じたのはA氏・・・内閣情報調査室、つまり総理官邸直属の情報機関に勤務した人物だ。今回初めて、悪夢のような経験を明かした。 9年前、待ち合わせの焼肉店に入ろうとし

カズオ・イシグロさんの「未公開」インタビュー

ニュースが少しだけスキになるノート 池田誠 2011年、カズオ・イシグロさんにインタビューをさせてもらう機会があったのだけれど、直後に震災が起きて日の目を見ていなかった。「いつか文学賞を取ったら・・」という願いが昨夜現実になって、もう別の仕事をしている身ながら、テレビ屋だった頃の高揚感を久々に感じた。NEWS23、日本との関わりについての部分をちょっとつまむだけかなと思っていたら、「良い人生とは何か」とか「時代の犠牲者の悲しみ」とか、コアのパートを長く使ってくれていて嬉し

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【Nコレ。】誰でもカンタン!宝探し、海辺の流木が30万円!?

今回、「Nコレ。」が紹介するのは、誰でもできる海岸の宝探し。 「これいいじゃないですか。雰囲気あるでしょ、材質もいいです。8000円になる素材ですね。ここは私にとって、お宝の山です」(流木アーティスト 児玉昌彦さん) 実は今、このなんでもない流木がちょっとした価値を生み出すと注目されているんです。 「ヨーロッパを中心に、流木アートってはやり始めた。最近はインテリアとして非常に人気が高くなっている」(児玉昌彦さん) 流木アートとは海岸で拾ってきた流木を洗浄・乾燥し、ちょ

「タテガタ」動画・手作りフリップ解説が世界を渡る

ニュースが少しだけスキになるノート 池田誠 https://www.facebook.com/tbsnews/ なんだなんだ・・・??? 一体、何があったというのだ。 スペインのカタルーニャ独立問題について解説した、サンデーモーニングの「手作りフリップ解説」の動画が、9月にとんでもない勢いで再生された。 9月だけで24万回超・・・10月6日現在、28万3千回超となっている。 「おかしい」・・・いや、まぁ「おかしい」というのは30年間も続いている高視聴率番組に対して

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