"wall" THE BLONDIE PLASTIC WAGON

月滲むこの街の壁に縋る 夜に今溶けて
意味で掠れた晴れた空と音で入り組んだ世界を歩く
やがてやつれて皮と骨となって塵となる
今は語りかけるだけ I say hello
答えはいつだって I don't know
ただ生き急いで遠い空

この先何処か空を見上げるだろう 途方に暮れるんじゃない
乾ききった風 この胸当てて 霧の空全て受け入れるだけ
地平は容赦なく果てしなく揺れていて
30秒間の旋律となって想いを包んで

降りしきる雨の中で君は一人立っている
暗闇の先の何処か壊れて死んでしまった
存在は壁の中へ 存在は壁の中
見上げれば空と雲は湿った壁のようだった

地平は容赦なく果てしなく揺れていて
30秒間の旋律となって想いを包んで

降りしきる雨の中で君は一人立っている
暗闇の先の何処か壊れて死んでしまった
足元に咲いているこの一輪の花に想いを託そうなんて
これっぽっちも思わないよ
時は壁の如く闇は霧の如く
目の前に立ちふさがる行き先を妨げる
存在は壁の中へ 存在は壁の中
見上げれば空と雲は湿った壁のようだったんだ