採用活動の成功を確認する「選考プレイバック」と失敗を確認する「内定辞退ポストモーテム」をはじめた

選考における良かった点を確認して再現性を高めたい。
内定オファーの失敗における決定的な敗因を分析して対策をしたい。

そんな思いから、最近 選考プレイバック ・ 内定辞退ポストモーテム という取り組みをはじめました。はじめたばかりです。

選考プレイバック

選考プレイバックは、最終選考に合格した人がでたら、認知のきっかけからはじまり、スカウト、面談、選考、オファーまでの一連の流れと、その途中でのアトラクトの鍵になった要素を短く要約した箇条書きを作成し、選考関係者と共有する取り組みです。

・どの部分が面談や選考参加のきっかけをつくっているか？
・どの部分がアトラクトの鍵になったのか？

これらを整理し、成功要因を確認することができます。例えば、これがこの選考だけたまたまやっていた点に支えられていた場合、それを選考の手順の一部に加えることで安定して全体の質を上げることができます。
選考活動はどうしても飛び石で、期間をあけつつ実施されるので全体を改めてふりかえる機会を設けないとどの部分がどのように効果的だったかを見逃し兼ねません。はじめたばかりですが、そういった意味で定期的にやっていく価値があるなと感じています。

なお副次的な効果として関係者の採用貢献を共有することもできます。

内定辞退ポストモーテム

辞退者から受け取った理由をもとに、選考過程をふりかえりその辞退理由に至った原因を分析します。
対応可能な問題であれば、この情報がその後の改善の土台になっていきます。

ちなみに、内定辞退ポストモーテムという名前についてはインフラ領域でのインシデントに対するふりかえりのポストモーテムを参考に命名しました。