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手紙シリーズ

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いつか、誰かが読むための手紙です。「こういうときに読む手紙」と書いていますので、今の自分に必要だ、と思ったときだけ読んでくださいね。
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記事一覧

誰かに愛情を注ぎたいときに読む手紙

誰かに自分の愛情の力を使ってなにかしてあげたい、と感じる人に向けられた手紙です。 現在、特に自分の愛情をどうにかしたい、と思っていない人は読まないでね。「今の私には必要だな」と感じる方だけどうぞ。 誰かに愛情を注ぎたいときに読む手紙 あなたは誰かに、自分の持っている愛情をとことん注いであげたいと思っているのかもしれません。 誰かをお世話をして豊かな気持ちにしてあげたい、手をかけてケアして慈しみたいというお気持ちです。 自分の手で豊潤な幸せを作り出し、それを手渡そう。 あな

みんなの中に入れていない、と感じる人への手紙

自分以外の人がみんなで楽しくやっていて、自分はそれと関係のないところで放置されている、と感じるときに読む手紙です。 今の私には関係ない、という人は読まないでね。 みんなの中に入れていない、と感じる人への手紙 あなたは、あなた以外のみんなが楽しくやってる、という疎外感を感じているのかもしれません。 自分以外の「みんな」が「他のみんな」と楽しく過ごすためのエモーショナルなつながりを持っている。 私の入ることができない感情的なサークルがあり、その中に大勢の人がいて楽しんでいる。

現実の世界につながれないと感じるとき読む手紙

この手紙には二通の封筒があるようです。 あなたはこのどちらか好きな方を読むことができますし、両方読んでみてもいいでしょう。あるいは今読むものじゃないなと感じたら、読まないでそのままにしていてもかまいません。 あとになってから読まなかった方を読み直してみることもできます。 それぞれの封筒には手紙の最初の一文が記されています。気になった方を目次から選択して開封してみてください。 あなたは今、自分が現実の世界から切り離されたように感じている。自分の中には深いイマジネーション

私は世の中から浮いていると感じるとき読む手紙

「私は世間一般から切り離されて宙吊りにされている」 「浮世離れしてしまい、地に足を付け世界を歩き回ることが許されていないみたい」 「みんなが楽しく普通の生活をするために、私は犠牲になった余計者」 こうした感覚は、「私と世界」が過剰に切り離されているから起きているのでは? 人はプライベートな空間や時間を必要とします。 そのために誰もが「私とそれ以外のもの」の間に境界線を引き、自分だけのゾーンを作るでしょう。 しかしその境界線が強烈になりすぎると、世の中との間に深い溝や高い壁

精神的に閉じ込められていると感じるとき読む手紙

出口のない場所に閉じ込められている。 本当は考え方を変えれば、なんでもないことなのかもしれないけれど、どうしてもそう考えることはできない。 自分自身の「こうしなければならないんじゃないか」という気持ちに押しつぶされそうになってしまう。 そんなとき、なにも考えないでポーンとこの閉塞の中から出ていけたらどんなに楽でしょう。 立場や状況を全て捨て、過去の積み重ねもかえりみず、未来への期待や不安も持たずに歩き出していけるなら。 もちろん、あなたはそうしようと思えばそうすることができ

私は何も完成させることができない、と感じるときに読む手紙

自分の力を120%発揮して、全てのポテンシャルを注ぎ込み、ゴールに到達する。 私の持てる力や環境を限界まで使ってなにかを完成させ、仕上げる。 そんな「完成や達成」のことを考えると、「私にはとてもそんなことできないな」と無力感を感じてしまうこともあるかもしれません。 私は中途半端なところで、中途半端な力を使い、中途半端なものしか作りあげられないのではないか、と。 しかし自分や環境の力をフルに使って「完璧なもの」を作り上げるより、どんなに完成度が低くても「自分の手で作った」とい

自分の理想がわからないときに読む手紙

「私はなにを目指しているんだろう?」 「なにをすればちゃんと世の中から評価されるんだろう?」 「世の中から評価されるかは置いておいたとしても、一体なにをすれば私は私自身を評価できるんだろう?」 道に迷ったとき、夜空の北極星を探し、その方向へ進めば北に向かうことができる、という道筋を手に入れることができます。 それは「あの輝く星に向かって進もうぜ!」という指針になるでしょう。 でも星があまりにも遠すぎるように思えたり、空に雲がかかり星が見えなかったりしたら、私たちはどこへ向か