アーユルヴェーダやヨガはコロナに効果があるの?#122

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダやヨガを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

このブログを読んでいただいている皆さんは、少なくてもアーユルヴェーダやヨガ、伝統医学などに少なからず興味がある方と思います。

ここ数週間の間に、インドに関するたくさんのお問い合わせを頂きました。その中で多かったのがこれです。

アーユルヴェーダやヨガはコロナ予防に本当に効果があるのか?

今日はこの質問にお答えしたいと思います。

アーユルヴェーダやヨガの効果とは。

まず、結論から申し上げますといろいろな症例をみてもアーユルヴェーダやヨガはコロナ予防や治療に関して効果があります。

ちなみに、このブログの筆者は

・14年間インドでアーユルヴェーダを学んできた日本人
・十数名のインドアーユルヴェーダドクターと提携し、日印の文化や食生活の違いを踏まえながらアーユルヴェーダを伝える。
・130名のアーユルヴェーダ勉強会オンラインコミュニティを運営。ワークショップや月一回の無料勉強会を2019年から開始。

などの経験があります。
勉強会は一切費用がかかりませんので、詳細をご覧になって興味がありましたらどうぞ。

メンバーさんは日本だけではなく、海外在住の方もいらっしゃいます。オンラインならでは、ですね。

皆さん、熱心にアーユルヴェーダの話を聞いてくださいます。

去年、今年とインドの感染爆発が日本でも報道されました。特に2021年の5月は世界的にみてもインドの感染者が異常な状態になっている事を報道されました。

その時、一人のメンバーさんからこんな質問を頂きました。

私は、今アーユルヴェーダ、スパイス料理、ヨガなどの健康産業に携わっているのですが、すべてそもそも、インド発祥のもので、それを遂行すると健康に良いと信じて皆様にお伝えする事を職業にしています。しかしながら、先頭切ってやってきていたはずのインドでこんなにもコロナ事情が世界でも最悪になって、アーユルヴェーダ、スパイス、ヨガをやれば免疫力を上げるという理論に対して、説明がつかなくなってきました。
現代のインド人はそういった伝統的な物をやらなくなっていると言えばつじつまが合うのですが、本当にそうなのでしょうか?

長くお付き合いのある方で、本当に真摯にヨガ・アーユルヴェーダの智慧を日本でシェアしている方です。インドにも何度も来ていらっしゃいます。日本で暮らしている方は、今年の5月はインドの悲劇を取り上げたニュースをよく目にしていたのでしょう。

だからこそ、の悩みだと思うのです。

アーユルヴェーダやヨガを学んできた皆さんは、どう思われていましたか?

3月にコロナに感染した者として伝えたい事3つ

私は、この答えを3つの点で回答しました。
1. スパイス、ヨガ、アーユルヴェーダは免疫力をあげるという持論

2.コロナウイルスとは

3.アーユルヴェーダ、ヨガ、スパイスでコロナウイルスは防げるか。

です。

1. スパイス、ヨガ、アーユルヴェーダは免疫力をあげるという持論

この持論は、私も質問者さんも同じ様に信じて今までやってきた事です。実際、肉体的、精神的に恩恵を受けてきました。

しかし、厳密に言えばこれは2019年までの「認識」となりつつあります。歴史上の節目に私達は存在します。

アーユルヴェーダは予防医学として日本人には必要な知恵と思っています、今でもそれは変わりません。そしてアーユルヴェーダは何も変わる事がありません。ヨガ哲学も同様です。

過去に、世界的な伝染病はこれまでもいろいろありました、もちろん状況はそれぞれ異なりますが、今までもアーユルヴェーダやヨガはそれを経て今もあるのです。

2.コロナウイルスとは

ここは、実際にコロナウイルスに感染した経験者として話しますね。

今年の3月に主人と2人で、コロナに感染しました。

私は幸運な事に、非常に軽症でした。匂いも、味覚もありましたし、熱もありませんでした。咳も初日の一日だけでした。ただ、湿疹と、動悸、頭痛、そして強い倦怠感が約4-5週間残ったのです。

主人は、もともと糖尿病です。

そのため、私より先に感染症状がでた際は4日ほど微熱が続きました。しかし、咳はでてませんでした。

主人には、湿疹も頭痛も動悸もありませんでした。体の痛みと倦怠感が残ったようです。

インドにはたくさんの感染者がいるため、非常に傾向がつかみやすかったです。そのためコロナの症状には予備知識があったつもりでした、がここで一つ思う事は、「人によって症状が異なる病気」だと言うことです。

まだまだわからない事がたくさんある

日本は、症例をまとめ、傾向や分析をするのがすごくうまい国だと思います。

日本はインドと比べると感染者数が少ないです。

もちろんWHOや国家レベルで情報はやり取りされているでしょう、しかしインド人の体質と日本人の体質はあきらかに異なるし、住む環境も違います。

インドも、感染者を封じ込めるための具体的な方法は「隔離」のみです。予防法はいろいろありますが、マスク、手洗い、うがい、が推奨されています。

それだけなんです。

来年、また感染者数が増えないとは言い切れません。

3.アーユルヴェーダ、ヨガ、スパイスでコロナウイルスは防げるか。

このタイトルだけをみたら、いかにもアーユルヴェーダやヨガをしていたら「感染しない」みたいに見えますが違います。

ヨガをしようが、アーユルヴェーダで免疫上げようが、罹る人は罹ります。

しかし、感染経験者として言いますと、アーユルヴェーダをやっていたおかげで軽症だったと思います。主人も、糖尿病なので、本当に心配しましたが、感染して熱は上がったものの重症化することなく、今は元気です。

私はこの経験から仮説をたてて、一つのデータを調べました。

https://www.mohfw.gov.in/
これはインド保健省のコロナ感染者数データです。数の信憑性を疑ってしまうとキリがないのでここでは一旦信用できるものとしてシェアします。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/
日本はこのデータを使いました。

死亡率は、インド1.32%、日本は1.8%です。

そして、回復率はインド97.17%に対して日本95.95%。

この数字をどう説明するでしょうか。

これらが、スパイスやアーユルヴェーダ、ヨガの智慧のおかげではないかと考えています。そして、結果的に、私はやはりアーユルヴェーダやヨガは日常に取り入れるべき智慧だと確信したのです。

家でできるコロナ予防法とは

免疫力は、目に見えません。この人は80%とか、わかったらいいのに、とよく思います。

アーユルヴェーダやヨガでは、それが体系立てて説明されています。私達の体や心や思考にきちんと表れている事を6000年も前からわかっていたのです。

正しいアーユルヴェーダやヨガを日常生活にきちんと取り入れれば、感染予防はもちろん、感染しても「重症化しにくい体」が作れる、と思っています。

特に主人は血糖値が日頃140、高い日は190もある糖尿病もちですが、アーユルヴェーダの薬と、感染予防にギロイ(グドゥチ)というハーブ薬、ハーブティーのカダを飲んでいました。

カダの作り方(材料は下記のリンクから手にはいります)
◆トゥルシー(大さじ)
◆ジンジャーパウダー◆シナモンパウダー◆黒コショウ(ホール)をそれぞれ5g(小さじ一杯ぐらい)

150mgほどの水で煮たて、お茶として飲みます。煮詰めて100㏄ぐらいでちょうどいいぐらいです。

いずれも、家でできる予防法です。下記はホールで作っています。

トゥルシーはこちら

ジンジャーパウダー 100g 業務用 ジンジャー ハーブティー ハーブ ショウガ 生姜 生姜粉 ginger ショウガ粉 ショウガパウダー 生姜パウダー アメ横大津屋

シナモンパウダーはこちら
黒コショウはこちら














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