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痩せるアーユルヴェーダ薬はありますか#116

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダやヨガを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

本日は1/26ですが、インドでは共和国記念日という祝日にあたります。毎年盛大にパレードが開かれ、昨年一年間の世評を反映した山車がでるのも楽しみの一つです。

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今、コロナワクチンのおかげでインドの感染者数は劇的に減少しています。賛否両論あるのですが、対応の早さとワクチンを国内で生産した事は、非常に素晴らしい事だと思います。

こちらのサイトによると、インドの回復率は99%です。日本はちなみに98%です。しかし安心はできません。引き続きマスクは継続していますし、私達在住外国人の体質はそもそもインド人とはまた違うからです。

さて、今日の質問です。

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今日のテーマはアーユルヴェーダ薬と西洋医学の薬の違いです。これは私が主催する「アーユルヴェーダ勉強会」でお話しした内容の一つでもあります。

食物や薬の性質、西洋医学の薬との違い

西洋薬(新薬)には人工的に化学合成された物質がほとんどで、その多くは一つの成分で構成されており、一つの疾患や一つの症状に強い薬理作用を示します。

それに対して漢方薬とアーユルヴェーダ薬は天然の生薬を使用し、一つの薬方(処方)は原則として2種類以上の生薬で構成されています。そのため、多くの成分を含んでいます。

メリットは、一つの薬方で色々な病状にも対応することができます。

また治療が向く病気は、病院において検査や画像診断をしても異常がないのに、 自覚症状があるというような病気です。

原因の特定できない慢性の病気、体質がからんだ病気にはアーユルヴェーダ薬や漢方が向くことが多いのです。

しかし、病気の原因が特定でき、原因別の治療が可能な場合や手術が必要な場合、緊急を要する疾患、重症の感染症などには一般的に西洋医学の方がすぐれています。
(もちろん例外はあります)

アーユルヴェーダの薬は自己治癒力を引き出すためのもの

アーユルヴェーダ薬の場合、2種類に分かれます。
古典的アーユルヴェーダ薬と特許アーユルヴェーダ薬です。

これらの薬は、チャラサンヒター、シュシュルタサンヒターなどの伝統的なアーユルヴェーダの経典に含まれており、製造会社はこれに従い薬を調合します。

アーユルヴェーダ薬は疾患に対して調合するのではありません。

その人の体の自己免疫力を引き出すために飲みます。日本でいう漢方に近いです。大きく異なるのは、『風邪』に効く薬が欲しい、というだけで薬が処方できない事です。

その患者さんの体質や生活習慣などがわからない場合、薬はだせません。

購入は自由です。インドはジェネリック薬製造世界第2位です。又アーユルヴェーダ薬も処方箋がなくても買えます。

質問者さんがおっしゃる、「ダイエットに効果があるもの」については、ドクターに診察してもらえれば、処方してくれます。

トリートメント、投薬、生活改善でワンセット治療

アーユルヴェーダの治療は、トリートメント、お薬、生活改善がセットです。これが一つでも欠けると効果が半減します。

もちろん、いろんな事情でできない事があります。

その場合は、時間がかかると言うことです。そのため、インド人はアーユルヴェーダ治療を受けるために入院したり通院を週一で通ったりします。

今回の肥満の改善は、パンチャカルマトリートメントの後、消化力と免疫力を上げるための薬が処方されるでしょう。

種類はその人の体の状態でどの薬がいいか決まります。

薬はありますので、どうぞインドに起こしの際はぜひドクターに相談してくださいね。又、こちらもどうぞご参考になさってください。

アーユルヴェーダで痩せられるか、これは以前、私自身のテーマとして掲げたものです。

私の年齢は46歳、4年前に軽いヘルニアから座骨神経痛を患いました。それをかばうかのように運動が激減した事もあり、どんどん体重が増えました。

アーユルヴェーダで痩せられるか、というタイトルでブログを書いていました。

過去ブログですが、どうぞ。

結論ですが、「途中でストップしています(( ノД`)シクシク…

やめていません。休んでいます。(だいぶ言い訳ですが)

なので、質問者さんの質問を頂いた時、私もやる時なんだわ!と思ってしまいました。なぜなら、肥満でいる事はいいことが一つもないからです。

アーユルヴェーダでは、ドーシャのバランスがとれると体の老廃物は外に出やすくなるため、過剰な脂肪は燃焼すると言われています。

肥満はカファの異常、そしてヴァータ異常によるつまりが原因です。健康的に、家でできるダイエット方法は理想ですよね。

家にいる事が多いからこそ、テレビや家庭で手に入るもので体の消化力を高めていきたいと思います。

このブログをご覧の皆様にもシェアしたいので近々Noteでご案内したいと思います。ぜひ皆さんで一緒にアーユルヴェーダダイエットしていきましょう。

このブログでは、皆さんの素朴な質問をアーユルヴェーダ的、インド的に解説していきます。お気軽にご質問ください。

それでは、素敵な一日がすごせますように。


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