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#番外編 メンタルにやさしく、効果のある練習 その1

競技力において、大きな比重をメンタル面が占める。いい練習ができれば自信をもってレースに臨めるし、いい練習が出来なかったら不安を持ったまま迎えることになる。

そこである意味大事なのが、「いい練習をする・やりきる」ことよりも「いい精神状態を保つ」ことだと思っている。言い換えると、「練習で失敗しない。」ということである。

もちろんいい練習をやり切ることは重要なのだが、ポイント練習と意気込んで失敗すると精神上よくない。そこで今回、ロードを使った気楽にできて失敗しない=メンタルに優しい、でも負荷がそれなりに掛けられるロード練習メニューをいくつか紹介しようと思う。

1.アルゼンチン式

マイネル軍団の総帥と呼ばれる実業家 岡田繁幸氏がかつての競走馬プレイアンドリアル号に対して実践したトレーニング法で、
200~300mギャロップ(全力に近いスピード)で走ってから、キャンター(jog)で200~300mほど走らせる。これを繰り返すことで、心肺に負荷を入れつつ、騎手の指示に従うことで、道中で折り合いをつけやすくなる。というメリットがあるトレーニング法だ。

いわゆるショートインターバル、もしくはファルトレクというやつである。大体10~20本くらい行う。

土手や公園など信号が少ないところであればどこでもできるメリットがあり、距離やリカバリも比較的自由に設定できるうえ、そもそも正確な距離もわからないし途中に坂を入れたりもできるので自由度が高く失敗という概念がない練習方法である。何より気楽にできるうえ自由に負荷を掛けられる

その点、距離が決まっているショートインターバルよりはファルトレクに近い。
2㎞~3㎞程アップジョグとして公園や河川敷まで走るり10本~20本アルゼンチン式を挟みつつ、適当な距離をジョグで家まで帰る、というシンプルな方法だ。

私はこの練習を中心に組み立てている。ちなみに時計は一切気にしない距離がわからないから気にしても仕方がない。それでも実感として、この練習は間違いなく効果がある。正直jogとアルゼンチン式だけである程度タイムは伸ばせる。それくらい信頼している練習法でもある。

2.ビルドアップjog

jogしていると気持ちよくなって気づいたらペースが上がってしまって・・・という経験は誰にでもあると思うが、気づいたらペースが上がってしまう勢いを借りて意図的にペースを上げていくのがビルドアップjogだ。最後はしっかり心拍数を上げる。というか心拍数を上げることを意識する。

この際基本的に時計は見ない。最近はGPSウォッチが主流だと思うが、オートラップがピロピロ鳴っても見ずに走る。大事なのはタイムではなく徐々にペースと心拍数を上げていく感覚。

イメージとしてはjogを前後半で2分割し、後半を意図的に滑らかに上げていく。あくまで滑らかに。だ。ガツンと切り替えてしまうと気持ちよさがなくなってしまう。

普段のjogのつもりで家を出ても、気持ちが乗ればビルドアップjogに切り替えてもいいだろう。そのくらい気軽な練習である。最初からペース走という形でやるよりも気が楽だし、徐々にペースが上がる爽快感、ラストのスピードを通常のペース走のペースより速くなるよう意識することでスピードも入る。

正直どれほどの効果があるかはわからないが、気持ちいいのでこれも多用している。

ということで、続きはいつか。

#市民ランナー #陸上競技 #ランニング #マラソン

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