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「タクシー運転手タレント化計画」JTEA会報 #6

最近、ポッドキャストを始めました。
Spotifyで聞くことが出来ます。いずれGoogleポッドキャストなどでも配信されます。


2020年代、タクシーという移動手段はエンタメに変わっていく可能性を秘めていると思っています。
その可能性を実現するための協会を立ち上げました。

「タクシーを移動手段からエンタメに変えていく」
日本タクシーエンターテインメント協会(JTEA)
発起人 ヨナシロ
です。

本日は「タクシー運転手タレント化計画」についてのお送りしていきます。

当協会は
「タクシーをエンタメ(面白い存在)にする」ことで
「より良いタクシーの利用体験を創る」ことを目的としていて、
映画、ゲーム、漫画、. . . . 「タクシーに乗る」という新たなジャンルの確立を目指し、タクシーの隠れた面白さを全て炙り出していきます。
過去の記事
「「日本タクシーエンターテインメント協会とは?」 JTEA会報 #1」
https://note.com/taxi_driver1/n/n9242b8b5e1f5
「協会設立のきっかけ」 JTEA会報 #2
https://note.com/taxi_driver1/n/n08c1934e8476
「エピソードに特化!タクシーエピソード支部」JTEA会報 #3
https://note.com/taxi_driver1/n/n506d63f45263
「発起人挨拶を掲載」JTEA会報 #4
https://note.com/taxi_driver1/n/n9e0e790f0caa
「タクシーをエンタメにすること」とは!? JTEA会報 #5
https://note.com/taxi_driver1/n/n588f57cb1924


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「タクシーを移動手段からエンタメに変えていく」というのは、
利用者だけのためではありません。
利用者にとって良い、面白い移動手段であるためには
運転手にとっても良い職業である必要があります。

嫌々踊っているディズニーキャストを見て、喜ぶ人はいません。

「たかだかタクシー運転手が」「仕事は楽しむもんじゃない」
みたいな考えも浮かぶ方もいるでしょう。おじさんであれば。
ただ、もう一昔前の様な、仕事はがむしゃらに頑張るモノで、それを頑張れば収入が上がって、好きな車が買えて、みたいな価値観は当たり前ではありません。
そもそも一昔前ほど、がむしゃらが収入には反映しません。
実質賃金は下がり続けています。
なのにその価値観が残ったまま来た平成の30年で日本では、どうなったでしょうか。ブラック企業、過重労働、過労死という海外では考えられない言葉まで生まれています。
例外として、厳しいと言われるテレビ業界で言えば、
テレビが好きで面白い番組が作りたくて、ブラックな働き方で良いと言う人であれば別ですが、
一般的な考えとしては、以前とは価値観が変わっています。

正直、他人がどう思って働いているかはどうでも良いですし干渉はしませんが、僕としては「楽しい方が良いだろ」と言う考えを持っています。

「楽しい」は人によって変わるので細かくは表現できませんが、
一言にすると「タクシー運転手タレント化計画」です。

〇〇×タクシー運転手

現在のタクシー業界は、街中を走っている運転手がどのようなプロフィールなのかが分かりません。
甲子園の優勝ピッチャーがいるかもしれませんし、
何かのスポーツの元日本代表の方がいるかもしれません。
実際には元プロ野球選手の方や、
サザンオールスターズさんの元マネージャーの方がタクシー運転手として都内を走っています。

また、タクシー運転手以外に何かの職業をやっている運転手がいるかもしれません。
役者、音楽、お笑い等をしながらタクシー運転手をしているという話は都内では珍しくないです。
そして、例え生活のため(お金を稼ぐ)とはいえ、
この時間を、お客様との出会いを、何もないままにすることは勿体ないと思います。

もし、副業をしている運転手であれば、何もないままお送りするより副業へと繋がる可能性がある方が断然マシだと思います。

例えですが、
もし、英会話講師のお仕事をしながらタクシー運転手をしている方がいたら、
タクシーの中で英会話レッスンを行うことが出来ます。
移動時間がレッスンに変わるということでもありますが、この出会いによって副業としてやっている英会話教室のお客さんとなる可能性もあります。

タクシーを呼ぶアプリを開いて、“英会話”で検索し、英会話レッスンが受けられるタクシーに乗れる未来があると面白そうです。
その「タクシー×○○」のジャンルは多岐に渡ると思います。

心霊ツアーの運転手を務め、心霊体験も豊富な大槻さんは、今も心霊関連の発信をしながら楽しませてくれています。

会津のタクシー運転手さんについて紹介したこの記事にもタクシー×〇〇があります。

話の途中におもむろに渡されたのは、自作の写真集。会津の観光地名所など、ご自身の趣味のカメラで撮影し、アルバムを作成。話ついでに、乗車したお客さんに紹介されているそう。
また、貸切観光タクシーも請け負っているとのことで、普通であれば、運転手さんにカメラを渡して撮影してもらうことはあるが、運転手自らが自身のカメラで、お客さんを撮影、現像などして渡すようにしているとのこと。

タレントは、テレビに出る人と言うイメージがありますが
その意味ではありません。
実際の「talent」が才能を意味するようにそれぞれが好きなことを取り入れながら仕事を楽しめるようにというのが「タクシー運転手タレント化計画」です。
そのそれぞれの「好きなこと」×タクシーで出来ることこそ才能であり、
タレントであります。

下記のツイートに出てくる犬カフェのタクシー運転手さんなんてまさにそうじゃないでしょうか。


そんな、「タクシー運転手タレント化計画」が実行できれば、
タクシー利用者だけでなく、タクシー運転手もお仕事を楽しめるようになれると思います。



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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)

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