タクシー運転手が初めて事件に関わった?話。

2020年3月22日 16:47

いよいよこの時が来ました。
タクシー運転手として、事件に関わる時が。

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「タクシーを移動手段からエンタメに変えていく」
日本タクシーエンターテインメント協会
発起人　ヨナシロ
です。

このnoteでの投稿以外に、Facebookの非公開グループ(無料)で
『タクシーエンタメ奮闘記』を投稿しています。

「どうすればタクシーを面白くできるだろう？」という問いを解くチャレンジの記録です。
本日はその中の記事を投稿します。

本日公開する内容は、
『タクシーで初めて事件に関わった？』
について投稿した記事です。
よろしくお願いいたします。

それではどうぞ。

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本日は、「タクシーで初めて事件に関わった？」お話です。

タクシーに乗った途端、
「あの車を追ってくれ！」
そんなシーンをドラマで見たことがあると思います。
しかし、そのような体験をしたことがある運転手は少ないです。
ほとんど聞いたことありませんし、僕も無いです。

ただ、反社にしても、犯罪者にしても、
タクシーを利用することは多く、
タクシーの車内映像がニュースに出ることがあります。

その他にも、僕自身が襲われる可能性だってありますし、
タクシー運転手をしていればいずれ来る未来だとは思っていました。

この間、タクシーの乗務中、
会社からやたらと電話が掛かってくることがありました。
僕は電話がメンドクサイと思ってしまうので
(運転していると止まらないといけないから尚更)
2,3回掛かってくる位では取りませんでした。

大抵いつも思うのは、
本当に必要な電話なら何度でも掛かってくるだろう、という考えで
2,3回で収まると思っていました。

それでも、何度も掛かってくるもんですから
しょうがなくトイレ休憩の際にかけ直してみると、
「なんかさっき乗ったお客さんが、オレオレ詐欺の犯人だったらしくて、
警察が話聞きたいらしい。この番号に電話してみてー」
という話でした。

メンドクサくて、取らなかった電話でしたが
聞いてみるとそれはそれは欲しくて堪らないネタでした。
エピソードがどうのこうのと言っている僕ですから、犯罪者を乗せたことをネタにしないわけがありません。

ただ、そこで留まる僕もいます。

一度、その犯人とされる若者を乗せたときのことを思い出してみると、
交差点のど真ん中で停めてでも急に乗ってきて確かに怪しい感じはありました。

でも、僕がここで情報を提供することが正しいのかどうかも気になります。
そもそも、本当に犯人かは僕はわかってないですし、
その若者の人生を狂わせる可能性だってある。
もちろん、詐欺被害に遭われた方のことを考えるとこんなこと言ってはいけないと思いますが、
犯人かわからない人を売る行為じゃないか？
という考えも起きました。

とはいいつつ、
ネタとしては欲しくてたまりません。

すぐに警察に電話を入れます。
(電話するんかい！しかもすぐに！)

僕「先ほどのタクシーの運転手です」
警「あーどうも、どうも、この度はお仕事中に申し訳ございません」
僕「いえいえ」
警「先ほど、秋葉原から乗ってきた若い男がいたと思うんですけど」
僕「はい」
警「その男性をオレオレ詐欺の犯人として追っているんです」
僕「はい、そうですか」
警「何か、話したりしていましたか？」
僕「いえ、特に何も話していませんでした」
警「あーそうですか」
僕「ただ、」
警「はい」
僕「なんか、歯医者さんの予約みたいな電話はしていましたね」
警「歯医者さんですか、」
僕「はい、それで、お送りした場所もその歯医者で、電話していた内容は、遅れますみたいな連絡をしていました」
警「歯医者に遅れるという電話をして、その後、歯医者に向かったと？」
僕「はい、それが歯医者かはわからないですけど、マッサージか、なにか病院かの予約の時間に遅れるという電話でした」
警「なるほど、ちなみにどちらにお送りしたかは覚えてますか？」
僕「えっとですね～ナビに入れたので住所をお伝えします」
警「あ、ありがとうございます」
僕「○○区○○三丁目、です、確か黒い色のビルで、一階にファミリーマートが入っていたと思います。」
警「そうですか、確認してみますね」
僕「・・・・。」
警「・・・・。」
その間、僕も住所をGoogleで調べてビル名を確認する。
警「もしもし、」
僕「はい」
警「黒いビルで、ファミリーマートが一階にあるということてすかね」
僕「はい、こちらでも調べてみたんですけど、○○ビルって名前みたいです」
警「あっ、はい、、○○ビルですか、ありがとうございます」
僕「はい」
警「それ以外は、特に何もなかったという感じですか？」
僕「そうですね、、」
警「そうですか～、、わかりました。それではお仕事中ありがとうございました」
僕「いえ、ありがとうございました。」

特にこれと言った面白い情報は得られませんでした。
(っていうか、めっちゃ情報渡すやん！)
(聞かれてないのにビル名検索して教えてるやん！)
(警察少し困ってたやん！)

特にネタに出来るほどの面白みはなく、終えてしまいました。
もう少し面白い体験だったら良かったのにな～と思う今日この頃でした。

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といった内容で
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でも記事を書いています。
ちょっと真面目な日記帳です。

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