編集もライティングも素人のタクシー運転手が__思い付きで雑誌を作り始めた話___2_

編集もライティングも知らないタクシー運転手が、思い付きで雑誌つくるってよ。vol,3「スポンサー、資金繰りを考える」

タクシーをエンタメにしています、ヨナシロです。

ただの思い付きで始めたフリーペーパー制作。
それについて投稿すると、意外と読まれることから始まった
新投稿シリーズ
『編集もライティングも素人のタクシー運転手が、思い付きで雑誌を作り始めた話。』

が、

『雑誌作るってよ。』という部活辞めるってよ風の名前になりました。
シリーズ名なんてどうでもいいです。

さて、前回、前々回は
vol,1「つくるって言っちゃった」
https://note.mu/taxi_driver1/n/n8ac8740e6d23


vol,2「お金どうすんの?」
https://note.mu/taxi_driver1/n/n52ef1a00a5d1


を投稿しました。

シリーズ名は変わるわ、タイトルも文章になるわ
スポンサーオレだわ、一作目も作ってないのに二作目視野に入れるわ。
大分勘違いのテキトーぶりですが、雑誌制作素人のタクシー運転手がつくるので、
今読んで下さっているあなた、、、どうか
お手柔らかに(文句言わないでの意)、
お目柔らかに(誤字脱字は見逃しての意)、
時には優しく(応援しての意)、
時には褒めちぎって(褒めちぎっての意)
見守って頂けますと幸いです。

よろしくお願いします。


「スポンサー、資金繰りを考える」

急に思いついたし、
作り方知らないし、
受け取る人いるかも分からないし、

「そんなものにお金出せるか!」

と言われることが目に見えたヨナシロは、
「スポンサー、オレ」と宣言し、
まずは自分で作ってみようと
全て自費で制作することを決めました. . . . . . . . 


ある日、ヨナシロの脳内の会社『株式会社ヨナシロ』では
髪の毛ツンツン、目がぱっちり開いたお調子者の
制作担当“ヨナシロ”と、
センター分けに、眼鏡をかけ、いかにもなお堅い様子の
財務担当“ヨナシロ”が、
急に抜擢されアタフタしていました。

この先どうするのか、、、という会議が始まります。

制「ヨナシロさん、雑誌つくりたいんで制作費出してください」
財「ちょっと待ってくださいヨナシロさん、そんなこと急に言われても無理がありますね」
制「お願いします、やってみたいことがあるんです」
財「やってみたいこと?」
制「はい」
財「なんですか?」
制「雑誌を作りたいんです」
財「は、、?」
制「“ザッシ”を」
財「分かりますよ、“雑誌”くらい、雑誌をつくって“何を”やってみたいんですか?」
制「はい、えっと~雑誌を作って、フリーペーパーを作って、それで、なんか. . . . . 」
財「・・・はい、そんなんじゃお金は出せません!!」

制作担当のヨナシロは息を吸い、、、

うなだれて帰った。


次の日、

この会社は財務担当のヨナシロさえ説得出来れば予算を得ることが出来る。
そう考えた制作担当のヨナシロは、まず財務担当のヨナシロと距離を縮めることを考えます。

トイレで隣同士たまたま隣同士になり、

制「あっ、ヨナシロさん」
財「どうも、ヨナシロさん」
制「ヨナシロさん今日お昼時間あります?」
財「お昼ですか?」
制「良かったらランチでも」

一瞬何かを考えるように目線をズラした財務担当ヨナシロは少し面倒に思い、テキトーに嘘をつく。
財「あー、私お昼食べない主義なんで」
制「そうなんですか」
財「はい」
制「なんかお昼抜いてる理由でもあるんですか?」
一度断ったのにも関わらず制作担当ヨナシロは話を掘り下げるように聞いてきた。

財「理由ですか?. . . . . まあ特には」

言葉に詰まりながら、困っている財務担当ヨナシロに、制作担当ヨナシロは少し強引に押し込むように更に問いかける。
制「. . . . . . へぇ~、じゃあ僕も今日は要らないんでちょっとだけお茶でも」
財「. . . . . あ、いや、お昼はなんか」
制「予定ありました?」
断ろうとしたところを付け込まれ財務担当ヨナシロに陰りが見えてくる。

財「いや、なんか、お蕎麦でも食べてみたいな~って、気になるお店があるので」
制「さっき、お昼は要らないって」
財「あ~、あの、ランチは要らないんですよ、お蕎麦はいります」
制「へへ?どういうことですか?」
少し笑うように聞く制作担当ヨナシロ。

財「ランチはランチで、お蕎麦はお蕎麦なんです」
制「・・・・・ふふ」
不敵な笑みを浮かべる制作担当ヨナシロ。

財「なんですか?」
制「じゃあ僕もお蕎麦お供しますよ、僕奢るんで」
財「あ、いや、僕は自分で出さないとお蕎麦を楽しめないタイプなので」
制「じゃあ僕は出さないです」
財「一人でいたほうが味に集中できるので」
制「じゃあ、席は離れましょう」
財「誰にも教えたくない僕だけの秘密のお店なので」
制「じゃあお店の近くで待ってます」
財「待たせるのもあれなので」
制「お昼要らないんで」
財「. . . . . . . . 」
制「どうしました?」




結局お蕎麦に行くことになった二人は近くの立ち食いそばに行くことになった。

制「あの、ここが、誰にも教えたくないお店ですか?」
財「違います」
制「じゃあさっきのは?」
財「面倒だったから嘘つきました」
制「やっぱり」
財「それで、用はお金のことですか?」
制「まぁその前に、一つね、ウチの会社について気になってることがあって」
財「なんですか?」
制「ウチの会社、絶対おかしいですよ」
財「おかしい?」
制「はい、まず、制作担当も財務担当もヨナシロでしょ、株式会社もヨナシロですよ」
財「それがなにか?」
制「いや、おかしいでしょ、だいたいね、俺らだって社長が頭の中で妄想で作り出した“会社”という表現のせいで急に出てきたんですよ」
財「はぁ」
制「俺ら、社長の頭の中にいるだけですよ、妄想ですよ、勝手にやってろって話で、ワザワザ制作担当とか財務担当とか分けわかんねぇこと書いてんじゃねぇよって話ですよ」
財「じゃあ俺らは?」
制「だから、ヨナシロの中で制作する自分と、お金を管理する自分がいて、それをなんか面白いとか思ったのか知らんけど担当とか言って擬人化してるだけなんですよ。
クソつまんねぇ、会話形式にして文章増やしてんじゃねぇよ、この時点で既に2400文字越えてんじゃねぇか!結局お金のやりくりの事一言も書いてねぇよ」
財「まぁまぁ、ヨナシロさん」
制「お前もまぁまぁじゃねぇよ、サラリーマンか!この会社でそれなりに仕事して上司に認められれば出世できるとでも思ってんのか?
出来ねーよ、そんなこと、妄想の世界なんだから、もう妄想の世界の俺らがなんて言ったって. . . . . . .jふぁお。ほら!ヨナシロが適当に文字打てば俺は喋ることも出来ねぇよ」
財「ヨナシロさん、あんまり波風立てない方が」
制「うるせぇーーーーー!」





ということで、お遊び記事は置いといて
支出から考えて月の収入のうち10万ほどは予算に回せるので、
それくらいで資金を考えています。

さて、資金も考えたしどんな企画やってみようかな~。
(資金の話は3行で一気に進みます)

というか、そもそもフリーペーパーって読むことあります?
僕は一度も取ったことない、バイト情報誌くらい。
今回作ると決めるまで、
フリーペーパーの存在すらほぼ知らなかった。

企画云々より駅でフリーペーパーを見てみる方が先だな。


駅のフリーペーパーってどんな感じ?

フリーペーパーがどんなモノかそもそも知らないヨナシロは
駅など、街中でフリーペーパーを目にする機会に注意を配ってみることにした。

次回予告
『駅のフリーペーパーってどんな感じ?』

そういえば、フリーペーパーって街中で見ない。
(あるんだろうけど)
と思ったヨナシロはいろいろと目を配ることにした。
そこで分かったフリーペーパーとは・・・?

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