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アセンズ市の「レジ袋禁止法」に違法判決が下る

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

こちらはオハイオ州にあるアセンズ市発のニュースで

裁判所が市のレジ袋禁止条例は違法であると判決を下した

というものです。

アセンズ市では今年から「レジ袋禁止条例」が施行されていましたが、オハイオ州の司法長官が「違法である」として条例の撤回を求め訴訟を起こしていました。

違法とする根拠は

州法ではレジ袋使用の決定権は事業者にある

としているからで、それを市が条例で禁止することは矛盾するからです。

その裁判における判決が出たのですが、司法は「違法である」として市に条例の未期限凍結を命じたということです。

ではニュースを読んでみましょう。


判事は市のレジ袋禁止法を違法と判断

施行から9ヶ月が経過したアセンズ市のレジ袋禁止条例は「違法である」という判決が下された。

州法ではレジ袋を使用するかの決定権を事業者に持たせているにも関わらず同市の条例はレジ袋を禁止しており、州法と矛盾しているからだ。

マッカーシー判事はレジ袋禁止条例を、市の環境保護活動であると評価しつつも、オハイオ州民にはレジ袋使用に対する選択肢があるべきだと述べ、禁止条例の撤回を命じた。

これによりレジ袋禁止条例は無期限で保留となっている。

なお今のところ市は控訴をしていない。


以上ですが、皆さんここまで読んでどう思いますか?

「レジ袋使用の決定権は事業者にある」とする州法。

それに矛盾するレジ袋禁止条例を作ってしまった市議会。

そんな条例は許されないとして市を提訴した司法長官。

そして市の環境保護活動は評価しつつも、州法に定められたレジ袋使用の決定権を奪うことは認められないとして条例を停止させた司法。

レジ袋規制への賛否以前の問題として、ほとんどの人が今回の処置は筋の通った話だと思ったのではないでしょうか。

では実は日本のレジ袋規制もこれとそっくりな問題が起きているって知っていますか?

ぶっちゃけ日本のレジ袋有料義務化もどう考えても違法です。

全く筋の通らないめちゃくちゃな規制がレジ袋規制なのです。

その辺をわかりやすく解説した電子書籍「減ったのはゴミじゃない。自由だ。~レジ袋有料義務化のなにが問題なのか~」がいよいよ明日の10月1日に発売となります。

これについてはあらためて明日詳しくご案内いたします。

ということで、今日はここまで。

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