馬のタイプから考える宝塚記念 4 Suguru 2022年6月25日 17:39 さて、上半期の総決算、宝塚記念を考えるとしましょう。今回も過去の好走馬を振り返りながら、馬のタイプから考えていきます。よろしくお願いします。【2021年】1着クロノジェネシスSCK《臨戦》前走ドバイ組。量、精神力のしっかりした状態でリズムも崩れておらず、無双モード。海外からの臨戦だが、春は1戦のみで疲労も少なかったか。《タイプ》圧倒的な量を武器に、性格は闘争心、集中力もありつつ、自分の得意舞台ではオラつくキング要素あり。重い馬場、延長臨戦など自分の得意な要素が入ると途端にベースの闘争心や集中力を跳ね上げる。2着ユニコーンライオンsSC(L)《臨戦》前走鳴尾記念組、その春4戦目。5月から休み明け覚醒したかのような挙動から、リズムよく連勝で間隔をつめての臨戦。疲労はややあるもそれ以上に闘争心とリズムが良すぎた。《タイプ》めちゃくちゃ闘争心が強いわけではないが、そこそこ強い闘争心で、間隔の詰まった臨戦でノリに乗っていた。3着レイパパレ SSCK《臨戦》前走大阪杯組。大阪杯で圧勝とリズムもよく崩れづらい無双モード。一方で量のレンジはズレている。《タイプ》強い闘争心があり、精神力もつよく崩れづらい。しかしながら量のレンジはマイルから2000あたり。【2021年からのポイント】•闘争心が強い馬でリズムが良いのは警戒•量があって、精神力の強い馬が疲労がない状態でくるときは要チェック•キングタイプで体力、パワーが得意なタイプは躍動する。馬場が渋ればさらに躍動。【2020年】1着クロノジェネシスSCK《臨戦》前走大阪杯組、その年の3戦目。◯×と前走の軽い凡走で疲労を吐き出して、巻き返しの場面でしっかり馬体を増やしてパワーアップ。量を活かせる得意の延長臨戦で前走先行した分闘争心も活性化している。《タイプ》圧倒的な量を武器に、性格は闘争心、集中力もありつつ、自分の得意舞台ではオラつくキング要素あり。重い馬場、延長臨戦など自分の得意な要素が入ると途端にベースの闘争心や集中力を跳ね上げる。2着キセキSSL(K)《臨戦》前走天皇賞組、その年の3戦目。長距離を2戦続けて前にいき、やや疲労はあるものの、闘争心は活性化しており、さらに今回は短縮臨戦で体力補完は十分だった。《タイプ》豊富な量をベースに持ちながらも、性格は強い闘争心と体力で走る。加齢とともにLが出てきており、闘争心が切れやすい側面もある。交互ぽくなるので凡走後や位置どりショックが期待される場面は面白い。3着モズベッロSL(C)《臨戦》前天皇賞組、そこ年の4戦目。天皇賞を凡走して疲労がやや軽減されて、巻き返しのパターン。短縮臨戦で体力補完もでき、また得意の道悪になれば、競馬もスムーズにでき、能力を発揮できる。《タイプ》闘争心がしっかりしており、パワーと体力を武器に走ってくる。道悪でパワーとスタミナを活かせる場面では他より分がある。人気馬の凡走4着サートゥルナーリアsSCK1番人気《敗因》量も豊富ながら強い闘争心が武器で前を捕まえに行きたいところも、苦手のスピードが殺される馬場となり、クロノジェネシスとは割と真逆のベクトルに振れてしまった。この着順に抑え込んだのもキングタイプの部分か。【2020年からのポイント】•しっかりとした闘争心やしぶとい精神力がある馬は有利•疲労を抱えていない馬は有利•天皇賞からの短縮臨戦で体力補完でき、持ち前の闘争心を活かせる馬は良い。•前走先行してSを活性化した状態の延長臨戦で、持ち前の量を活かせる馬はよい。•キングタイプで体力、パワーが得意なタイプは躍動する。馬場が渋ればさらに躍動。【2019年】1着リスグラシューSCK《臨戦》前走海外で、その年の3戦目であるが2000m続きとそれほど疲労はないか、また前走3着とそこまで出し尽くしてはいない中で、得意の量と体力を活かせる延長臨戦。《タイプ》豊富な量を武器に、闘争心、集中力もある中で、さらには自分の舞台で滅法強いキング要素もある。体力、パワーもある。2着キセキSSC(K)《臨戦》前走大阪杯組、その年の2戦目。疲労はほとんどなく、量を活かしての臨戦で絶好の場面。《タイプ》豊富な量をベースに持ちながらも、性格は強い闘争心と体力で走る。加齢とともにややLが出てきているが、この年まではまだまだキング要素の部分でうまく誤魔化しが効いている感じ。3着スワーヴリチャードSL(K)《臨戦》前海外組、その年の3戦目も中距離を中心に使われてさほど疲労はないか。量を活かすタイプも2410からの短縮臨戦で、少しSの活性が欲しかったか。《タイプ》量が豊富で体力もある中で、闘争心もしっかりしており、これらを武器に走ってくる。交互ぽい臨戦にも移るが、キング要素があるので、得意の量と体力を活かせる場面ではそれなりに走ってくる。人気馬の凡走5着レイデオロSL(K)《敗因》量とパワーがあって体力を活かしたいタイプにも関わらず、有馬記念の好走した時に比べると馬体が減っており体力切れの側面も見える。海外の疲労を抱えていた可能性がある。あとは関西への輸送が微妙か。2019年のポイント•長距離戦を使われてなくて体力がある馬の延長臨戦は良い。•体力、量があるタイプの馬体重の減少をはじめとする体力切れとなるような要素はよくない。2022年宝塚記念狙いたい馬のタイプSC、SCK、SS、CSなど闘争心と精神力の強い馬ピックアップ馬オーソリティSCエフフォーリアSCKタイトルホルダーCSKデアリングタクトSCKヒシイグアスSCパンサラッサSSC(L)ウインマリリンSCアリーヴォSCディープボンドSCポタジェSCK ダウンロード copy #宝塚記念 #タイプ #Mの法則 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート