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スタートアップ/ベンチャーのIPO準備人材の重要性を訴えたい!増やしたい!

今宵は12月31日、私は今年も1人で年を越し、緑のたぬきを食べるのである。カウントダウン番組に目もくれず、一心不乱に熱量ありまくりの気合の入った記事を書くのだ。正月ぼっちがなんなのだ。

私のクライアント様の管理部長は言いました。

仕訳一本に魂を込めろ

そう、私はこの記事に魂を込めます。

まずはFun Groupさんのしゅんさんに一言お断りを入れ、私もだいぶ被せ気味の内容にはなりますが、全力投球します!

何を伝えたいのか


伝えたいことはシンプルに!

スタートアップ/ベンチャーにおける上場準備人材の慢性的な人材不足、この問題を解消したい

届け、皆様に!!

日本経済の現状と足元の課題

▼日本経済の現状
世界各国に比べて日本のIT企業の進出は遅れを取っており、日本の技術力を駆使し世界に進出し、経済大国と呼ばれたのも一昔前の話です。

GAFAに代表される企業が世界を席巻するこの時代に、日本はIT企業の進出は圧倒的に遅れを取っているのは周知の事実であります。


これまでになかった革新的なサービスを有する新たな企業の成長が、日本の国力を上げていくことに繋がります。しかし、世界でユニコーン企業と呼ばれる企業が台頭してくる中で日本ではメルカリ社の上場を最後に未だ世間をあっと言わせる企業が出てきていないのが実情です。
(語弊のないように補足しますが、何もユニコーン企業だけが凄いと言っている訳ではありません)

▼足元の課題
ユニコーン企業が生まれてこないという課題はさておき(本タイトルと乖離する為)、私が一番の課題として感じているのは、「コーポレート人材の不足、特に経理財務人材の圧倒的な不足です」

ありがたいことに我々もクライアント様から経理財務人材についてはお問合せを頂く機会は多いのですが、なかなかオーダーに応えられない悔しい現実に頭を抱え、クリティカルな課題として感じております。


▼課題が発生するポイント
企業は事業を伸ばす為にまずはトップラインを上げにいきます。
これは当たり前です。
なので外部資本が入る企業成長の実態はこうです。

サービスをローンチする⇒トップラインを上げにいく⇒数字が付いてくる⇒IPOを目指す為にコーポレート体制の構築を行う

この「IPOを目指す為にコーポレート体制の構築を行う」という点で課題が発生しております。原因は明白です。人材不足だからです。

この課題が企業成長の足枷になっているのは間違いないと考えております。

AIで解決出来るのは簡単な処理のみである為、「判断を行う、規則を作っていく」といった作業は人のスキルや経験に頼るのがまだ現実です。

スタートアップ/ベンチャーで働く上で必要となる人材定義について(経理財務を中心に)

さて、ここで一旦、「どういう人が求めれているのか」という点を整理します。
たくさんの要件がありますが、私個人が考える点を2点挙げます。(今回は経理財務人材に限る)

①幾重にも立ちはだかる壁を突破していくメンタルと推進力

証憑がなかったり、現金主義になってしまっているのは日常茶飯事。
上記レベル1の基本的な課題から、どう整えていけるか。
これは困難に立ち向かうメンタルが試されます。

👇マインドセットについてはこちらを参考に、、

②財務諸表や開示業務の作成スキル

これを聞いてしまうと、「え、上場企業で働いてないと無理じゃん」と思いますが、結論としては「素養があれば大丈夫」という回答を致します。なぜなら、キャッチアップしていこうという強いマインドがあれば成し遂げることが出来るからです。

私の知人で大手企業で人事をやっていた女性の方が、小規模のベンチャーに転職し、わずか数年で経理未経験ながらも上場を達成しました。勿論、上長や周りの人の助けがあったと思いますが、その女性には「やりきる」というメンタルがありました。今では上場企業での経理財務を1人でぶん回しているようです。笑

このような例からも「必ずしも経験が必要だ」とは思っておりません。

実際に発生している問題点

一方で実際に発生している問題点を見ていきます。
先程要件定義した「開示業務の経験」を必須スキルとして求める企業が大半であり、ここに理想と現実の差が生まれております。

解決策としては2点しかなく、どちらもいばらの道であることは間違いありません。

解決策1:上場企業で開示業務の経験がある人材を採用する
解決策2:開示業務というもの自体に素養があれば、ポテンシャルで採用する

しかし、この解決策もまたジレンマが発生します・・・。

■解決策1の人材採用の場合
・上場企業で経理をしている方がスタートアップ/ベンチャーを性格的に選ばない可能性が高い
・いざ挑戦しようとしても、「情報量が少なすぎて怖い、踏み出せない、求めれることが多そうで激務のイメージ、自分でやれるか不安」
・そもそもスタートアップ/ベンチャーという選択肢がない
・働き方の違い、財務諸表から見て取れるその会社の現実に驚いて、早期退職する可能性が高い(赤字の会社が大半を占めるという事実を知らない)
給与水準が合わない

■解決策2の場合
・ただでさえ少数精鋭なのにマネジメントコストを掛けられない
・十分な教育体制もない中、未経験者に任せるのが不安

私が取り組むこと

この状況を打破する為に、まず私が取り組むべきと考えていることは・・・

正しい情報をしっかりと発信し続け、少しでもスタートアップ/ベンチャーで働くことの魅力を感じて貰い、挑戦することの意義を訴え続ける

これは様々な方々と出会い、この職務を全うしている私にしか出来ないことだと使命感を持ってやっていきたいと考えています。

なぜnoteを書き始めたのか

小さな声を少しでも多くの人に届けるには?
と考えていた時に、当たり前のことですが、私は情報発信を行っていこうと決め、noteを書き始めました。いわゆる啓蒙活動です。

思い立ったら即行動、これが叶えられるのもスタートアップ/ベンチャーの魅力です。

幸いにも私は大手企業も経験し、現職はベンチャーであります。
どちらの魅力・苦しさも理解しておりますし、スタートアップ/ベンチャーで働くことが全てだとは思っておりません。

ただ、「自分の力を試してみたい、挑戦してみたい」そんな気持ちを少しでも抱えている方に、正しい情報を色んな視点で伝えれるかと考えております。経理財務実務の経験も少なからずありますし、様々な方のキャリアも見てきておりますので、キャリア形成についても伝えられることがあるかと自負しております。

挑戦した先に得られるもの

こちらを存分に伝えれていければと思っています。

最後になりますが、私たちは「喫茶けいり」という経理コミュニティを運営しております。様々な方を繋げられるのも強みでありますので、こんな方と喋りたい、スタートアップ/ベンチャーで働く人と喋ってみたいという方がいればどしどしお問合せ下さい!!
Twitter#喫茶けいり

では2021年も全速力で共に走り抜けましょう!!


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