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PDCAしか言わない人は厳しい|「すぐ決まる組織」のつくり方 OODAマネジメント(著:入江仁之)

この本

会社の組織体制がなんかイケてないよなぁともやもやしている時に読み漁った本です。OODAと呼ばれる手法の本の中では一番良さそうと思って買いました。

PDCAしか言わない人は厳しい

PDCA大好きな人いますよね。PDCAを最速で回して改善をするんだ!と躍起になる人。OODAと同じくPDCAも手法でしかないので、使うタイミングを間違えるととても厳しい。そろそろ老害認定されそうな気運を感じました。そのあたりを知ることができました。

PDCAでは想定外がない世界を前提としている時に役立つようです。つまり工場の生産目標に対して如何にして実行していくか。このためには稼働率とか破損率とか色んなものをみて実現していきますよね。こういうときには役に立つ。

でも、現代でビジネスをする時に想定外が起こることのほうが多いですよね。FacebookやGoogleが出てきてここまで世界を変えるなんて10年前誰が予想したでしょう。日本の一流メーカーたちがこんなにも苦戦し、中国・韓国企業にシェアを取られてしまっている現状を誰が予想したでしょう。

こうした不確実な中でどんな未来を描き、そこに向けて事業を作っていくか、こんな時にPDCAは無力だと言います。

そこで出てくるのが本書のテーマであるOODAという手法。この本で初めて知りましたし、日本でこれを発言している人を見たことがありません。

内容としてはビジョンを共有して、自立分散的に動けるようにする手法です。ティール組織を作るための具体的な方法とも言えるのでしょうか。

デザイン・シンキングやティール組織と親和性が高い

OODAという単語自体は聞かないですが、性質としてデザイン思考やティール組織と同じような文脈なんだろうなと思いました。

一時期はロジカル・シンキングがもてはやされましたが、最近では論理的に課題を解決する能力の重要度が下がり、代わりに課題発見力が重要としてデザイン・シンキングが提唱されている節があると思っています。

また、トップダウンではなく、ビジョンを共有したチームが自律的に動いていくような組織がよい、ということでティール組織も提唱されています。

どちらも時代の予測不可能性・不確実性の高い世界観(VUCAと表現されたりする)を前提にしています。課題を設定し、それに対してアプローチしていく、しかし乖離を察知したらすぐさま現場レベルで行動が起こせる、変化に最速で反応できる動き方、そんな風に理解しています。

そんな潮流の中での変化の1つとしてPDCA→OODAもあるのかなと思いました。


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🔽25歳🔽福岡(2017年)←東京🔽Web開発←コンサル←早大政経🔽最近はブロックチェーンと政治・経済のことばかり考えている🔽会社を辞めた狭間期間なので結構適当です
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