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AI推進部って何だ?

Tatsuya Kono

こんにちは!マネーフォワードCTO室AI推進部の幸野(こうの)です。
「マネーフォワードにAI推進部なんてあったっけ?」と思ったマネフォ通の皆さん、その疑問は正しいです。AI推進部は2020年12月に発足した組織なのですが、未だ一度もnoteで発信したことがありませんでした。AIでユーザーに価値を届けたい!という気持ちを持った方に仲間になって欲しいと思い、今回noteを書くことにしました。
ということで、このnoteでは「AI推進部機械学習エンジニアの話を聞いてみたい!」という方を1人でも増やすことを目的にAI推進部について紹介していきます。

本題の前に自己紹介

マネーフォワードのnoteどころか、インターネットレベルでお初にお目にかかります、マネーフォワードCTO室AI推進部で機械学習エンジニアをしている幸野達也です。私の名前でGoogle検索すると、5年以上更新していないFacebookのプロフィールが出てきます。大学卒業後初めての仕事はメーカー営業職で、営業活動に楽しさを見出しつつも、紙が多く手続きが面倒だったり、そもそも紙を紛失したり、業務で使用していたツールが使いづらかったりと事務作業に対しては不満を感じていました。そこで、業務効率化に役立つソフトウェアを自分で開発できるようになりたいとエンジニアを志しました。縁あってAI受託開発企業に転職し、深層学習を使った画像認識案件をメインに取り組み、職場の仲間にも恵まれて楽しく働いていましたが、自社でプロダクトやデータを持っていて、よりユーザーに価値を提供できる場を求めてマネーフォワードCTO室AI推進部へ参加しました。AI推進部では、幾つか機械学習プロジェクトを担当しつつ、部長の秋山さんと共に組織作りにも挑戦しています。

背景

マネーフォワードは「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに、すべての人のお金の課題解決を目指しています。おかげさまで2017年の上場以来、クラビスやナレッジラボ、スマートキャンプ、R&ACなどグループジョインする会社も増え、有難いことにグループ全体で事業が順調に拡大しています。そしてマネーフォワードグループは個人・法人ともにユーザーの大切なデータをお預かりする立場にあり、高いセキュリティと暗号化でそれを守っています。これまで、そうしたデータを見える化することに注力してきたマネーフォワードですが、現在、データを利活用することで更に大きな価値をユーザーに還元して届け、ユーザーの抱える課題を解決することにも注力し始めています。その取り組みの第一弾として2019年にMoney Forward Labを設立し、第二弾として2020年12月にAI推進部を設立しました。

本題: AI推進部とは

AI推進部は、研究組織であるMoney Forward Labの成果をプロダクトへ導入することを目的に設立されました。現在は、当初の目的であるプロダクト実装含め、以下の業務に取り組んでいます。

1, 機械学習モデルの開発
2, 機械学習モデルのプロダクト実装
3, MLOpsの構築

1つ目の機械学習モデル開発は想像しやすい業務内容かと思います。課題解決に向けてモデルを開発します。対象データはテーブルデータ、画像、言語の3領域に渡り、1つのプロジェクトで複数領域に跨る場合もあります。

2つ目に挙げた機械学習モデルのプロダクト実装は、より力を入れている業務になります。Money Forward LabやAI推進部で開発したモデルはプロダクトに実装されてこそ価値を発揮します。マネーフォワードは幅広いプロダクトを提供しており、AI推進部では、自身のスキルを限定することなく様々なソフトウェア技術に触れることができます。私自身、入社前にiOSアプリ開発の経験はありませんでしたが、iOSアプリ向けプロジェクトに携わり、機械学習を用いた社内向けライブラリをSwiftという言語で開発しています。

3つ目のMLOpsの構築、これが一番挑戦し甲斐のある取り組みです。MLOpsとは、DevOpsに機械学習ならではの仕組み(データやモデルの管理、継続学習など)を追加した概念で、機械学習モデルを継続的に運用するために欠かせません。
マネーフォワードでは既に機械学習を使った機能が実装されており、今後も追加されていく予定です。限られた人的リソースでモデルを適切に管理しつつ、機械学習を用いた機能をスケールさせるにはMLOpsが不可欠です。

<宣伝: MLOpsは取り掛かったばかりであり、ゼロから作っていく経験を積みたい方にマネーフォワードは最適な環境です!>

お預かりしているデータを活用し、ユーザーへ価値を還元することを目指すマネーフォワードにとってMLOpsは必須です。まだ新しい概念で知見が広まっていないこともあり、社内で勉強会を開催したり外部アドバイザーの方からアドバイスいただいたりと試行錯誤しながら進めています。

Mission, Vision, Value

マネーフォワードでは会社としてMission, Vision, Value, Cultureを掲げつつ(詳細はこちら)、部門やチームでも独自の行動指針を定めていることが多いです。ここではAI推進部のMission, Vision, Valueをご紹介します。

Mission

Reinvent Your Life
マネーフォワードのプロダクトは利便性を提供し、ユーザーの仕事や生活を楽にするものです。AIを用いてユーザーへ提供する利便性を更に向上させることをMissionとして活動します。


Vision

Build a "Wakuwaku" Platform to Empower Businesses
マネーフォワードでは「ワクワク」という言葉を聞く機会が多いです。ユーザーへ利便性を提供するため、ユーザーがワクワクする、そして我々提供者もワクワクするプラットフォームを作っていきます。これは私個人の妄想ですが、初めてスマートフォンを手にする時のような、初めて自動運転車に乗る時のようなワクワクや驚きをユーザーに届けたいです。(自動運転車はまだ乗ったことないですが、きっとワクワクするはず)


Value

Do it !!
AIを用いたプロジェクトの多くが失敗すると言われています。私も失敗の経験があり、「仮説が間違っていた」「リソースが足りなくなった」「優先度が低い」などの理由でプロジェクトが頓挫・消滅したことがありました。しかし、AIによってユーザーへより良い利便性を提供できると我々は信じており、どうせ失敗するなら早く失敗して成功に繋げようという意志を表しています。「失敗を恐れず行動に移し、成功を手繰り寄せる」スタイルはマネーフォワード創業者辻さんが常々語っていることでもあります。(失敗を語ろう。)
Change the Game
非連続的な成長を志し、ユーザーに「え、こんなことできるの?凄い!」と思っていただけるプロダクトを目指します。
Curiosity
インターネット業界はもちろんのこと、AI技術も日進月歩です。日々新しくなる技術の情報を収集し、業務へ導入する姿勢を大切にします。
Hospitality
いくら優れたAIを開発しても、プロダクトに組み込まないとユーザーに価値を届けることができません。プロダクトに組み込むためにはエンジニア、PM, PO、ひいては知財や法務など様々な方々に協力を依頼し連携する必要があります。マネーフォワードが掲げるCultureの1つであるRespectと共通するところがありますが、関係者全員が信頼して仕事できる状態を目指します。
Sustainability
AIは一度作ったら終わりではなく、プロダクトに組み込んだところがスタートです。MLOpsに従い、継続的に利便性を提供し続けることができるよう、将来を見越して行動します。

最後に

今日はできたばかりのAI推進部をご紹介しました。
マネーフォワードの新しい組織で機械学習してみたい!と興味を持った方はぜひカジュアル面談しましょう!
こちらからご応募お待ちしています。
https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs/0004058


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