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1日15000歩歩くってコトにハマっている。

TATSUYA by TRAINERWORKS です。

パーソナルトレーナーとして東京都世田谷区を中心として活動しています。公園やフィットネスクラブにて体軸から身体を整える運動指導を提供しています。


今日のお話は【歩く】ということ。

とにかく歩くっていいよ。めちゃめちゃ良いことあるよ。歩くって本当にカラダの機能のベースだよ。嫌なことあったらとにかく歩いてみて。

ということを長々と話します。先に答えを言っているので、ここまで読んで外に歩きに行って頂いても結構で〜ございます。


さて。

だ。である。口調でいきます。

僕の家から職場までは片道で徒歩30分かかる。

往復すれば1時間の道のりだ。最近、ずっとその道のりを毎日のように歩いている。仕事中も含めると1日平均15000歩ほどになる。

歩数というのは面白いもので、30分歩くと約3000歩、60分歩くと6000歩になる。(iPhoneのヘルスケア機能で確認すると大体いつもそうなる)

よく巷では、1日7000-8000歩が平均的な歩数と言われている。しかし、パーソナルトレーニングで担当している方やカウンセリングをした方などのお話を聞いていると、7000-8000歩を歩いていても朝昼晩と1日3回ガッツリと食事を摂っている人たちは、体重が増加している傾向にある。

おや?

「平均7000-8000歩って言ってるけど、それじゃあ足りないんじゃない??」そう思ったことが今回歩くコトを考えたキッカケである。


ここからは僕のパーソナルトレーニングでの経験談からのお話。

ジムでいろんな方とお話していると、いくつかパターンがあるコトに気づく。ザックリとした統計。

⚫︎7000-8000歩歩く習慣がある人で小食の人は、体重は増えもせず、そして減りもしない人が多い。(体重変わらない系)

⚫︎7000-8000歩歩く習慣がある人でがっつり3食食べている人は、体重は増えることが多い。(体重変わらない系)

⚫︎ジムで週に1回、1時間みっちりトレーニングをしていても、3食しっかり食べて他の日の歩数が4000-5000歩程の人は体重が増えている人が多い。(運動頑張ってるのになんで太るの?系)

⚫︎毎日10000歩以上歩く人は、3食食べていても体重が落ちる傾向がある。(運動は苦手です。でも日々のウォーキングと半身浴が日課です系)

7000-8000歩がおおよそのボーダーライン(最低限の歩数)かもしれない。


最低限の歩数を歩いていて、そこにプラスして週1-3回のトレーニング、運動をしている人はやっぱりかなりの割合でグッドシェイプ。

逆に週に1-3回運動をしていても、他の日に全然家から出ない生活を送っている人は、思ったような結果が出なくて落ち込むコトがあるかもしれない。

(ジムで運動しているのになんでー??と落ち込んでいる人を結構見かける)

ジムでは頑張っているけど、私生活はあんまり動いていない。ココがジムで運動している人たちの盲点。最低限の歩数を歩くというコトが、体づくりの土台にあるのを忘れてはいけない。


ちなみに僕が15000歩歩くように心掛けているのにはちょっとした理由がある。

3ー5月までコロナウィルスのせいで、自粛生活を余儀なくされ体重が3キロほど増えてしまっていた為、こりゃいかん。運動しなければなぁと思ったのである。

でも、ただ食事制限や筋トレで痩せただけじゃ全く自分の仕事にプラスにならない。なにか実験がしたいと、そう考えた。トレーナーの職業病かもしれないのだが、ぎっくり腰も肩こりも怪我も体重増加も全部、自分の体を使って人体実験したくなってしまうのだ。

そこで、ある本に書いてあった内容を思い出した。人体600万年史(それかホモサピエンス異変。どっちか忘れちゃった)とかいう、少々難解で読むたびに挫折するとっても魅力的な本があるのだが、その本の中に『昔の人類の平均の歩数は15000歩だった。移動しながら生活し、狩りや採集を行いながら生活していた』的な内容が書いてあった。多分。

僕は、

「それなら昔の人類と同じだけ歩いたら、当時のそいつらと同じ能力手に入るやーん??」
「昔の人はジムとか通ってないやーん??でもカラダバキバキやーん??」
「それなら15000歩歩いてたら何か分かることがあるだろやーん?」

と、そのくらい安易な考えから1日15000歩という目標を立てて実行してみたのだ。

我ながら、結構良いとこに目をつけたと思っている。


その結果は?


これがなんとも大成功。

体重は元に戻った。そして、ご飯が美味しい。気怠い日も歩いて職場に着いた頃には頭が冴えている。仕事のアイディアを練り上げる時間も手に入る。身体がポカポカにあったまり、代謝が上がっているのを感じる。

帰り道も30分歩くことで、1日の疲労、コリが取れている。帰りにYouTubeなどで勉強しながら帰れる。その日を振り返り整理した上で家に帰れる。仕事モードから家モードに切り替えられる。

断然、夫婦仲が良くなる。ほんとコレ。頭がスッキリしているから妻の話もニコニコしながら聞ける。

他にもかなり脳や思考、感情への様々な効果を感じたが、文章量がとんでも無くなるため、泣く泣く今回は省略する。今後またの機会に。

しかし、15000歩を意識して生活しただけでこんなに元気になるなんて。予想外だった。昔の人類は、さぞポジティブであったろうなと思った。以下、まとめ。


1日の平均歩数が、

3000-4000歩の人は要注意。

7000-8000歩は最低限。

10000歩以上の人は、ぜひ習慣を続けて。

15000歩以上の人は、世の中に革命起こせるほどカラダがみなぎる


運動は生活と切り離して、ジムで行う特別なモノではないかもしれない。

運動は自分の生活の中に取り入れて、自然の流れで行うってコトが大切なのかもしれない。

それに加えて、筋トレやヨガ、ランニングなどが出来ればもっと最高。人間のカラダが本来の機能を働かせる土台として【歩く】があるってコトを忘れないで欲しい。


すっごく簡単にまとめると、

困ったら歩け。疲れたら歩け。悩んだら歩け。泣きたいなら家で泣くな、歩きながら泣け。歩き続けたら元気になるから大丈夫。あとちょっと痩せれるからラッキーってこと。


この熱い思いが日本の働く皆さん、悩める皆さんに伝わりますように。

また気づいたことがあればお話します。

TATSUYA がお送りしました。


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