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複数のカメラを使ったライブ配信の方法

先日あげた動画、どうやって撮ったの〜?って質問が何件かあったので、記事にしたいと思います。

✓ noteの内容
3つのカメラを自動スイッチングさせながらライブ配信する方法を解説します。

このnoteを書いている僕は、配信も動画も素人ですが、1年ほど前に「ヒマナイヌスタジオ」の川井さんに出会い、そこで夫婦での会話を撮影させて頂いたところから動画撮影に興味持って色々と機材を集めだしました。ここに書く内容も川井さんが他で書かれていることのまとめのようなものなので、その点はご了承ください。

さて、さっそく本題ですが、
まず僕が撮影した動画 ーーーー

見ていただくと、7秒ごとに3つのカメラがスイッチしながら撮影されているのがわかると思います。この動画はFacebookライブで流した後、編集ソフト(Filmora 9)で簡単に編集してからYoutubeにアップし直したものです。

ライブ配信やってみよう〜と思った時にまず思うことは
☑️動画の画質と音質を良く撮影したい
☑️いろんなカットを入れて、見飽きない工夫を入れたい
☑️そのままのクオリティで配信したい
だと思います。

やってみようとするとわかると思いますが、動画の世界は意外と専門的です。
僕らがiphoneなどで手軽に撮影し、InstagramやFacebookにアップしている世界から上のクオリティを出そうとすると、グッと難しくなります。

今回はできるだけ簡単に、要点だけお伝えしたいと思います。

使用した機材

撮影した時の様子はこんな感じです。※自宅の部屋で撮影しています。

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配線がたくさん散らばってて、決して綺麗ではないですが・・・。
使用した主要な機材はこのようになります。

・スイッチャー Blackmagic Design ATEM mini
価格: 38,000円程度

・ライブ配信機器 Cerevo LiveShell X
価格:中古で60,000円程度

・カメラを3台 ルミックス GH2 ボディDMC-GH2
価格:中古で10,000円〜15,000程度

・その他
単焦点レンズ(SIGMA60mm×2、 LUMIX 20mm)、三脚(pole pod)、仮想電源アダプタ、HDMIケーブル、USB-Cケーブル、マイク(RODE 超小型コンデンサーマイク)、延長ケーブル、電源タップ、収納ケース

合計でかかった費用は合計18万くらいでしょうか。

機材の特徴

スイッチャーのATEMminiは今回のシステムの1番のキーマンです。
この手の機材はこれまでプロ仕様で安いものでも10万以上していたので、3万円台で購入できるのはゲームクラッシャーと言われています。僕もこのスイッチャーが発売されたのをみて、自分で機材を集めることに踏み出しました。

ATEM mini は最大4つまでカメラの映像を入れることができ、マクロを組めば自動スイッチングも可能になります。また様々なカメラからの入力に対応していて、解像度が1080iでフレームレートが30Pですよ、とか言われてパッと理解できない方でも(ぼく)、扱うことができます。

そして、このATEM miniと相性がいいカメラが、LUMIXのGH2です。
ライブ配信用のカメラとして注意しなくてはいけないのが、出力の形式と「HDMIスルーアウト」機能です。LUMIXのカメラは映像に強いらしく、GH2以降からHDMIスルーアウトが扱えます。※ただしGH2では音声は出力されない

このHDMIスルーアウト機能のないカメラを接続してしまうと、カメラ側のフォーカスフレーム や表記が消せなかったりしますので注意ください。

GH2は3世代前の機種になるので、中古でかなり安く手に入れることが可能です。
ちなみに出力形式は最大1080iの30pです。

ATEM miniから出力された映像を配信する機材が、Liveshell xです。
Liveshell xは高いからmacbookで配信できないかなーって最初思ったのですが、熱持ってダメでした。スペック足らずだったんだと思います。

Liveshell xの凄いところは、PCいらずで配信ができて、しかも最大3つまで配信先を選べます。Facebook LiveとYoutube Live、そしてSDカードに保存を同時にこなすことができます。

Liveshell proというxの前の機種もありますが、こちらは1080pに対応していないので、ATEM miniとは相性が良くないです。

いくら綺麗な画質で撮れても、ライブ配信でアップするときに画質が下がっては意味がないですからね。ここは踏ん張りました。

カメラ3台→スイッチャー→ライブ配信機材を連携させることで、今回の動画が撮影できてたんですね。

何のための機材か

と、ここまで僕が集めた機材とその説明を長らくしてきましたが、実は何のための機材かを見極めることが最も大事だと思います。

僕の場合は「対談」が撮りたいなぁ〜とずっと思っていました。しかもできるだけ手がかからない方法で。そうなるとこの複数のカメラをスイッチしていくスタイルが良いなと思ったんですね。

でも、もしYoutubeに動画をアップしたいだけなら、カメラは一つでいいかもしれないし、そのカメラ側の性能をアップさせたほうがいいかもしれません。

あー、でも色々と考えていると結局は欲しくなるものですね。(これが消費の罠でしょう)

今僕が欲しいものは、こちら Amazonほしい物リスト


あぁ、世界はほしいモノにあふれてる。


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