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挑戦の記録 第1章 2話 高校ラグビー部に入部1年生

題名を変えました(笑)

前回はラグビーやることを決意したところまでした、今回はその続きで、高校時代の苦労を少し書きます

入部を決断後、簡単にラグビーを始めることができると思ってコーチに相談(K先生)したところ

「辞めとけ、ラグビーはそんなに甘くないよ」

とかなり強く言われました。
時期はもう5月中旬で、他の部活も新入生が決まり、本格始動してる中だったので、ここでラグビー部に入れなかったら、他の部活も無理だと思い、

「出来ます、やらしてください」
となんとか押し切ろうと強い眼差しで先生に伝えました。

そしたら教官室来いと言われて、新入生保護者説明会の資料を渡され、

この日に親が来れるか確認して来いと言われました。

家に帰って、とにかく、「この日に誰か行って!姉ちゃんでもいいよ!」

とお願いをしたら、
母親が行ってくれることになり、
晴れて入部できました
やっと入部、、、笑


もちろん、楕円球に触れるのも初めてだったので、
ラグビーの用語も全て初耳、現在のにわかファンの方たちと同じ感覚だと思います。

当時は、タッチフット、ポップ(浮かせるようなパス)、ガット(パスせずに手渡しするプレー)、など何これ?みたいな用語が飛びかい、あたふたしてました笑

きつい練習の中、そんな用語もわからないやつが混じってるのにイライラされ、誰に言われたかは忘れましたが、

「お前わかんねーなら見とけよ」

さすがに初心者でもこの言葉を言われた時に負けず嫌いのスイッチが入り

「こいつを見返してやると」心に強く思いました。

そして、ある日の練習で、いいプレーをした時に

「やるじゃん!」と認められました

スポーツにおいては、言葉の代わりにプレーが一番説得力があるんだとこの時に強く思いました。この想いは今違う国でプレーしてても変わりません。

やっとの思いで入部し、選手として認めてもらいました。

ここからどうやって試合に出るようになったか?

初めての試合は今でも覚えています。1年生試合で相手は流経大柏、WTBで出場しました。内側の選手が抜けて、最後の2対1の場面、キャッチすれば独走トライというところで、絵に描いたようなノックオン。。。

その後はボールも回ってこず、試合が終わりました。

次の週に同級生のSHの子が退部することになり、「SH(スクラムハーフ)やるか?」と聞かれ、

「試合に出れるなら」と答えました。この転向が大きな転機になったのは、間違いありません。

この日、家に帰り、父親に「SHやることになったわ」と伝えました

当時は「SHは大変だぞ、頑張れよ」としか言いませんでしたが、実は父のポジションもSHだったとすぐ後に知りました。

次の日にはトレーニング用の重めのボールと、普通のボールが家においてあり、

食事の時はテレビでラグビーの大学選手権のSHの動きについて勉強、寝る前には父親とパスというのが日課になりました。

SHは一番ボールに触れるポジションで、良くも悪くも目立つのが、とても刺激的で楽しく、ラグビーにのめり込みました。

次回は、SHをクビになり、3年でスタメンになったところを書きます。

意外と描き始めると多くなってしまって、NZの生活は別立てで書きますね!笑

ではでは


記事を読んでいただきありがとうございます。 NZで日々感じていること、ラグビーについて書いていきます! 夢を叶えるまでのストーリーをお伝えいたします👍