ブルーピリオド最新刊まで読んでみた結果ハマりすぎてやばい
ネットで途中まで読んでどどどハマりし、あまりにも続きが読みたくて久しぶりに紙で全巻揃えた。
そして、泣いた、泣いた、泣いた。
情熱がっさがさの最高なマンガ。一度は読んでほしい、そしてハマってほしい、のめり込んでほしい。
マンガ大賞までとった作品でネットでもたくさん感想やらあらすじやらが載ってるので、内容はサクッと。
成績優秀、世渡り上手なDQN高校生が美術部の先輩の作品を見てアートの道を進むことに決意し、藝大進学という目標・進路をかため、周囲からの刺激をたっぷり受けながら成長していく。
一体なんのスポーツだ?!
というくらい絵を描いている姿の描写がとてつもなくカッコいい。絵を描いている人への先入観がガラッと変わる。今までほとんどスポットが当てられてこなかった分野だからこそ、新鮮で眩しい。
表紙もむちゃくちゃかっこいいし完璧。
でも、それよりも注目は主人公の心理描写。
絵を描くという、自分の好きなことを見つけられた時の喜び
その道に進もうという決意
これまで気にしていた周囲の目との葛藤
実力不足に対する焦り
努力により得られた自信 喜び
でも、得られたと思った自信はすぐに打ち砕かれる
生きていく中で誰もが一度は味わったことのある経験がグググっと詰まってる。
主人公への感情移入がやばい、止まらない。
美大受験なんて全く自分の人生に関係ないのに、わかる。
気が遠くなるような目標地点と今の実力の差、
夢中で努力して、
褒められた時、認められた時の嬉しさ。
わかる。わかるよ。
その努力がいかにすごいか。
気がついたら主人公の肩を抱き、一緒にボロボロ泣いている自分がいる。
そんなマンガ。
そして私は橋田が大好き。藝大受験に興奮して舌を出してるコマがたまらん。ふふふ。
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