見出し画像

素人から1年で1億円調達!?CFOに必要な三種の神器を大公開!

 みなさま、こんにちは!マーケロボCFOのたっぴーです。今日は働くうえでの三種の神器をご紹介します。
 …とその前に。私の自己紹介Noteも読んでいただけると、スムーズに話をご理解いただけると思います!!

 そんな私は、2019/7/1にマーケロボに入社して1年ちょい…感慨深いものがあります。そんな中で、私が入社してからの成果が何かないかな…と考えていたところ、資金調達の累計額が2020/6/30付のちょうど丸1年で、なななんと1億円を突破していたのです!!!

100,000,000円、良い響き!!!
(数字で全くイメージが湧きませんが、
ONE PIECEの億超ルーキー的な。笑)

 今回は、CFO業務として必要な「資金調達」の切り口から、大事にしている三種の神器をお伝えしたいと思います!!

0. 前提条件

 マーケロボでは株式出資は代表の田中が、銀行融資は私が、現状各々メインで担当しています。何となく頭の片隅に置いていただくと良いかもしれません。(田中からは「名実ともにCFOになるために、株式出資も私が担えるように!」との熱いメッセージをもらい、是非挑戦したいと考えていますが………それはまた、別の話という事で)

 以下、私自身が気を付けている気構え・心構え的な内容になってるので、さらに実務・具体的な事は、Facebook等で是非個別にお問い合わせください♫


1. こだわりは全体の1%以下、それだけは死守

 CFOには、色んな人から情報を集約して管理して、次に活かすという役回りが必要になってきます。その過程では、色んな人が、色んな事を言ってきます。真意じゃない、意にそぐわない事も言われます。
 …でもね、どうでも良いんですよ。そんな事は大同小異。細かい事は言わせておけば良いんです。世の中の99%はどうでも良い事で出来ています。

そのうえで「これだけは」って思う事だけは、
絶対に、てこでも曲げないし、貫き通す。

 幸いにして、その1%を土足で踏み躙るような方にはほとんどお目にかかった事がないので、常に好々爺みたいな表情をしています。大体の事は多少「!?」と思っても、最終的に「はい」と快く仰っていただくために呑み込みます。
 良い事も悪い事も、全てのニュースが自分を通過していくようにするために、まずは受け止めるスタンスを非常に大切にしています。そうしたら、自ずと情報の方から自分に集まってきます。

コメント 2020-07-27 203625


2. 何パターンか、用意する

 金融機関の仕組上、担当者1名だけで融資が下りる事は絶対にありません。必ず「支店長・部長」クラスの責任者承認が必要になります。融資していただくには、担当者に「OK」をもらうだけでは全く無意味で、心から味方になってもらい、責任者を一緒に説得してもらわなければなりません。当該説明資料として最重要なのが、「予算」です。

 ここでイメージしていただきたいのが、ババ抜き。相手の手札から1枚選んで抜き取る訳なんですが、「相手から1枚カードを抜く」事自体はルールとして絶対守らなければなりません。「カードを引かない」という選択肢は取れないわけですね(≒交渉のテーブルにつく以上、マーケロボ社の予算を「見ない」という事はあり得ない)。

…頭の良い人ならここで、ピンとくるかもしれません。

 要は、相手に合わせて、答えが「はい」となりやすそうなものを複数パターン用意しておけば良いんです。そもそも予算が唯一無二なんて事はありません。理想予算、目標予算、必達予算…これだけで3種類。セールスミックスなどの内訳も加味すれば、10種類くらいは作れます。手札を豊富に用意しておき、相手の思考に合わせて、「はい」と言っていただきやすいものを提出するように心がけています(その旨も、きちんとご説明します)。

コメント 2020-07-27 204222


3. 土俵際の粘り「意志あるところに道は開ける」

 これは私が座右の銘としている言葉でもあり、最後の最後結果が出るまでとにかく粘り強く、根気強く交渉し続ける事です。

 「何だ、ここにきて根性論かよ!」…はい、そうです。創業したてのスタートアップなんて、当然に赤字です。私達マーケロボも、目前に迫った単月黒字化に向けて、全社一丸となって取り組んでいる真っただ中です。そんな会社に、この低金利の時代に金融機関がたかだか1~2%の利息を取るためにお金を普通貸してくれますか?私が銀行担当者だったら、余程のことがない限りは貸しません。笑

 そんな我々に投資して下さる方々は、多かれ少なかれマーケロボの未来・将来の可能性に賭けて、大切な資金を出資・融資してくださっています。だからこそ一期一会、ご縁を大切に。1%でも、1mmでも、可能性がゼロでない限りは、諦めずにとにかく丁寧に。結果的には、それが一番の近道だろうな、と感じています。

どこかのフリーザ様のようなセリフですが…
私が手がけた案件の融資承諾率は、
75%です。笑

 手前味噌ですが、かなり高い数値であると自負しています。でも、手品の種みたいな簡単な事はあんまりなくって、結局は「高水準の当たり前」の地道な積み重ねなんですよね。

 マーケロボの中で「私にはあまり華がないなあ」と常々感じますが笑(だって、みんな本当にタレント揃いなんだもん!)、だからこそ信頼くらいはしてもらえるように頑張らんと。
 当初、資金調達の切り口なんて書き方をしましたが、結局は一事が万事。私自身の三種の神器のような感じに落ち着きました!!!

画像3

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
マーケロボでは様々な発信をしていますので、ご興味あれば下記マガジンをご覧ください!

-----

▼配信マガジン

▼採用サイト


この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?