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「生き方」を今、問われている

column vol.66

あっという間に4連休が終わりましたが、何か楽しい思い出は残せましたか?…私は特には無いですが…、月曜日に渋谷のミヤシタパーク→原宿→国立競技場→新宿御苑→新大久保と、飲み歩き散歩を満喫しました。

まぁ、こんな私のプライベートの話は興味ないとは思いますが(笑)、ミヤシタパークで非常に興味深いプロジェクトが進行しています。

「生き方を問う」ショップがオープン

「等しい(equal)価値観で繋がる人たちが集まっていく」ことを目的とするプロジェクト「Equaland(イコーランド)」がミヤシタパークに出店。同じ価値観を共有する人々立場や枠組みを超えて集い協働し社会の問題を共に解決するコミュニティを創造しています。

〈Forbes JAPAN / 2020年9月22日〉

コミュニティを形成する価値観の軸を「TRUST(信用)」とし、商品の背景(哲学)を重要視しています。

昨年、プロジェクトの第一弾では同ブランドのECサイトにて「TRUST FASHION(ファッションの信用)」を掲げ、工場の倉庫に余剰在庫として眠っていた残反や残糸を使うなど、サステナブルなファッションを提案し、生産工程の透明化を図ったとのことです。

何よりも私が共感したのは「何かを否定したり、ジャッジすることは好みません。それがまた対立を生むからです。僕たちはきっかけを与えるだけで、イコーランドが気づきの始まりになればいい。そして、賛同してくれる人達が自然と増えて、ファッション業界の課題、ひいては社会問題を解決していくためのプラットフォームを作っていけたらと思います」という代表の松井智則さんの言葉でした。

同ブランドが紹介する商品を手に取ることで、社会の課題に気がつき、自らの価値観を問うきっかけになる。今後は社会的意義のある企業だけが生き残っていくような気がしてならないので、この取り組みには期待したいですし、今後に注目したいと思います。

人生で何度も「生まれ直す」

4連休の驚きニュースの1つに「国内最高齢更新」を挙げさせていただきます。福岡市の老人ホームで暮らす田中カ子さんが19日、117歳261日となり歴代1位となりました。私の2倍+約30年の年月。想像もつきません…(汗)

でも、そんな驚きが当たり前になる可能性があります。東洋経済オンラインで紹介された『ライフスパン』の記事が120歳まで若々しく生きられる人類の未来を予言しています。

●老いが怖い人は「老いなき世界」を知らない

〈東洋経済オンライン / 2020年9月1日〉

●老いなき世界「人生のゴール」は無意味になる

〈東洋経済オンライン / 2020年9月20日〉

こうなってくると、長く生きること自体に価値は無くなり、この長い年月をどう生きるのかが重要になります。

これまでも、教育→就職→老後という人生モデルは崩壊したと言われてきており、一億総セカンドキャリア時代の到来と叫ばれてきましたが、そんなもんじゃなくなりますね。

常にフレッシュな気持ちでさまざまなことに挑戦し、新しい自分を発掘していく。

何度も生まれ直すぐらいの気持ちでないとライフスパン時代は生き残れませんね。むしろ、自分の生きる意味を明確にしないと、生きること時代が辛くなりそうです。

複数の生き方と1つの軸

自分の理想としては「人のため、社会のため」に生きること=軸としたいと考えています。私の人生観は、人は社会性動物であり、人から必要とされて生きることこそが豊かさの源泉だと思っています。

ですので、冒頭のイコーランドのように、社会的意義のある活動を主体として、いつまでも人や社会に貢献できる自分であることを願っています。

その上で、仕事もプライベートもさまざまな自分を楽しみたい。マーケティングコンサルタント&クリエイターとして企業に貢献したい。コンディショニングトレーナー(運動指導者)として人々の健康に貢献したい。武道家(格闘愛好家)として困っている人を助けたい。note執筆者として、1mmでも企業や人にささやかなプラスを加えたい、などなど、軸は1つ、生き方は多彩に人生を楽しんでいきたいのです。

どれもまだまだ未熟ですが、伸び代があると思って今後に希望を持ちたいと思います。

皆さんは、どうですか?120歳まで若々しく生きられる時代が到来したら、どんな風に人生を送りたいですか?

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