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主体性を持つ

『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著

第一の習慣である主体性を持つこと。自分は全然できていなかった。

①自分の行動に責任を持つ。当たり前なことなのにできていない。失敗するとすぐに周囲の人や環境のせいにする。

「生まれつきこういう性格だから。」とか「親からこういう教育を受けてきたから。」、「時間が無いからできない。」などと外部環境のせいにして責任転嫁する。

問題は自分の外にあるのではない。何をするときも周囲のせいにしたり自分で何も考えないで生きているのはただ単に「生存しているだけ」という状況である。自分の人生を生きないと後悔で終わる。

②関心の輪と影響の輪。関心の輪は関心事であり、その中には自分が変えられるものと変えられないものがある。前者が影響の輪で、後者が関心の輪。

多くの人は関心の輪に集中してしまう。自分には変えられないもの(他人の性格、環境、周囲からの評価など)に対して悪口を言ったり、説教したりする。この行動は決して相手を変えられるものではないうえに両者に悪影響を及ぼす消極的なエネルギーである。

だから影響の輪に集中すべきである。自分で変えられる関心事に積極的なエネルギーを注ぐことが本来取るべき行動である。そうすることで関心の輪にある問題を解決する糸口が見つかる可能性だってある。相手を変えようとするのではなく自分自身の性格、人格、価値観、考え方を変えることでその問題が問題ではなくなる。

変えられないものを受け入れ、変えられるものを自分で主体的に考えて行動する。

自分のあり方、人格を改善していくことに集中することが大事。

③主体性の本質であり明確な表現は約束をして守ることである。自分で行動を選択して責任を持ってやり遂げる。そうすることで、誠実さ、自制心、責任感を養い主体性を持った人間に成長することができる。


どんな状況においても現実を受け入れ、自分の価値観に基づいて判断して行動し、その中で周囲に対する心遣いも怠ることなく感謝の気持ちを大事にする。決して外の問題と捉えずに間違いを認めて修正を図る、変えられないものに対する執着をなくして自分自身を変える努力をする。

自分の人生はすべて自分の責任。他人の人生を生きるのではなく自分の人生を生きる。

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