きれいごとかもしれませんが
こんにちは。辰田祐介です。
今日は店舗運営のビジネスについて思うことを。
まず、背景として後を絶たないコロナ倒産はしばらく留まることはないでしょう。
解雇や雇い止めもハローワークが把握しているだけですでに6万人を越えています。
果たして把握していない数値はどれほどになるのかすでに想像がつきません。
飲食、アパレル、宿泊が苦戦を強いられている代表格ですが、そこに関連する事業者にまで時間が経てば経つほど影響の裾野が広がります。
本当に大変な状況なので売上の確保が最優先されるのも当然理解できます。
そんな中だからこそ、ひとりひとりのお客さんを大切に接していこう、最高のサービスをしよう、などを自分達のポリシーを再度見つめ直したりしながら各社各店が踏ん張り抜いています。
しかし複数の店舗を抱えるような規模の企業の会議では売上の増減についての話に終始していることもやはり多いです。
経営する上で数字の管理は大切です。売上あっての存続なので。
ただ、やっぱり店舗経営ってそれだけではないんですよね。
大切であるはずのお客さんのことをもっと見て考えてそれについてもっと話をした方がいいと思う現場と、資金面で頭の中を支配されてしまう経営者との埋めがたい距離。
立派な企業理念やクレドの実現のためにという観点をもっと会社全体で持てるといいとは経営者も思ってる。
会議の場でもお客さんを本当に大切にしているなら主語は数字ばかりではなく〇〇さんが〜というお客さんの固有名詞が飛び交うのが自然な形です。
しかし今はそんな悠長なこと言ってられないという危機的な現実が続いています。それが目の前にある経営者と少し離れた距離にあるスタッフ。
人間同士で全く同じ価値観を持つことは夫婦でも難しいもの。
ここが本当に難しいところなのですが、共通する実現したいことや企業の存在意義に経営者とスタッフの視点をフォーカスして最大化することでしか共働は生まれないと思う。
こだわりたい理念が特にないなら何でもいいのでしょうから、何でもやればいいし売上だけ追いかければいいけど、そのようにしか見えない会社には可能な限りなりたくないです。
お客さんから大切にしたいと思っていただけるような関係性を構築できるお店や会社になっていかないと生き残れない時代が本当に始まったと感じる今日この頃でした。
そう考えて10月から新たな学びを始めようと思います。その知見が自分にどのような変化をもたらすのか。今からウキウキワクワクしています。
カバー写真はきれいごとかもしれませんが、というタイトルなので本当にきれいな人たちへの指導風景を。
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