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騙し絵の牙 読後感想 プチネタバレ

「誰だって多少の裏表はあるやろ」

 

どもっ(^-^)

 

今日は塩田武士さんの「騙し絵の牙」

読後感想を若干のネタバレも含めて書いて参ります。

塩田さんは初読みです♪

2016年『罪の声』で第7回山田風太郎賞、2017年本屋大賞では3位に!!

 

ふむふむ。



こちらの表紙はインパクトもあって、印象に残ってましたね、いろんな本屋さんで平積みされてました。

 

 

今作の「騙し絵の牙」は2018年本屋大賞6位!!

 

 

すごい、2年連続のノミネート。

 

 

しかも、この「騙し絵の牙」は主人公の速水輝也(はやみてるや)に俳優の大泉洋さんを【あてがき】している事で話題にもなりました!!

 

 

結果。無事映画化も決まったみたいです(^-^)

 



 

まさに読者とのシンクロ率100%の映画!絶対にぶれない、小説から映画化のズレやブレがいっさいない。

ただ、そーいう原作とのズレが映画化のワクワク感の1つなのかなとも思いますわw

 



あらすじをざっくりと説明すると、、、

 

大手出版社で雑誌編集長を勤める速水(大泉洋)誰もが彼の言動に惹かれてしまう魅力の主人公が、雑誌の廃刊、小説の減少、紙からデジタルへ。

 

そんな時代の過渡期に差し掛かっている業界に執念で立ち向かう男のお話し。

 

小説を読むのが好きな方ならきっと楽しめると思います(^-^)

 

あと、大泉洋さんが好きな方にもオススメです!!

 

 

私は「水曜どうでしょう」を見て以来、大泉洋さんはすっかりお気に入りの一人になりましたし、読書もだいすきなので十分に楽しめました♪

 

 

ここからは、ワタシの主観たっぷりの感想ですが、、、、

 

 

まさに2018年、いろいろな職業で時代は過渡期にさしかかっていますよね。

 

「情報の世紀」にメディアはより早く、より個人的に、より便利に、より安価にーという流れに変化しています

 

スマホ1つあれば、あふれるほどの情報が自分に合った心地よい世界(時間)へ誘い、奪っていく

 

そして多様化してます。

 

業界によっては多売の機会が減って薄利を押し付けられてしまっているかもしれません。

 

でも、

 

言葉を探し、文化を育み続けることこそ、出版人の使命と信じ。

 

新旧をつなぐ主人公の物語に素直に「共感」できました、正直騙された感はあんまりなかったなw

 

でも終盤の展開のスピード感は読んでて心地よかったですね♪

 

 

 

全380ページ、1600円+税で余白や会話もあるので6時間くらいで読めました(^-^)

 

 

大泉洋さんが好き、読書が好きな方にオススメな1冊です!!

 

 

 

では、本日も最後まで読んで頂きありがとうございました☆

 

 

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