新型コロナウイルスの報道に思う


テレビでも新聞でも毎日が新型コロナウイルスのニュースで持ちきり、今日は何百人感染、今日は何百人感染と連日報道されていますね。

そんな中、今朝(7月21日)の北海道新聞でも以下の記事が掲載されていました。
見出しには「コロナ 国内死者千人超」とあります。

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しかし、記事中にある「新型コロナの国内死者数の推移」というグラフを見ると、「赤線」で描かれた累計(死者数)は勾配が緩やかになって7月20日で1000人越え。
一方、「水色」で薄く描かれた棒グラフ「一日当たり」の死者数は、4月末をピークにして大きく減少しているのが見て取れます。

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私が不思議に思うのは、「一日当たり」の死者数はこんなに減っているのに、見出しが「コロナ 国内死者千人超」で適当なのだろうか?ということ。(もちろん千という大台にのったからでしょうが)
どうして連日、感染者数が増えていることだけが繰り返し報道されているのでしょうか?
どうして「一日当たり」の死者数が減ってきているのかについての報道を見かけないのでしょう?

感染者が増えていることのみを報道し続けている、その意図はどこにあるのだろう?誰か得する人でもいるのだろうか?
とうがった見方をしてしまうのです。