「海外短編小説アンソロジー」書籍一覧 国書刊行会 その他

たとう@趣味

この記事について

国書刊行会から出版されている書籍のうちの、「海外短編小説アンソロジー」(※)を個人的にまとめた一覧です。(2022/9/23現在)
数が多いため、この記事では、私の他の記事で取り上げていない書籍を記載します。

※この記事では、「日本以外で活動している複数の作家による短編小説を収録している書籍」を「海外短編小説アンソロジー」としています。雑誌などの定期刊行物は含めていません。

下記の一覧では、書名と、国書刊行会のサイト(リンク)に記載されている紹介文章の一部を抜粋して記載しています。
全文ではありませんので、収録作家の一覧など詳しい情報は東京創元社のサイトを参照してください。

なお、これらの一覧の抽出に関しては、国書刊行会のサイトの検索機能を利用し、「短編」「短篇」「アンソロジー」「傑作選」「名作選」などのキーワードで検索して、その中で前述の「海外短編小説アンソロジー」の定義に該当しそうなものを目で見て取捨選択しています。
そのため、上記の方法で見つからなかったり、条件に該当していても見逃しているものが含まれる可能性があります。その場合は、お手数ですがお知らせいただけると嬉しいです。

その他の注意事項ですが、下記の一覧では、新装版が出ているものは、旧版の記載を省略しています。
また、記載順は出版順や五十音順などではありませんが、なるべく近しいテーマのものは近くなるようにしています。

国書刊行会 その他「海外短編小説アンソロジー」一覧 (2022/9/23現在)

猫好きに捧げる ショート・ストーリーズ

ロアルド・ダール、アリス・アダムズ他、現代英米の短編の名手たちが描く猫物語20篇。『ニューヨーカー』常連の漫画家ロズ・チャストの「漫画組曲」、トニー・メンドサの猫写真14葉も収録。

モーフィー時計の午前零時 チェス小説アンソロジー

本邦初の海外チェス小説アンソロジー。F・ライバーの幻想味溢れる表題作他、巨匠ウルフの傑作短篇、ブラウンの未訳ミステリ、アレンの爆笑作など全11篇+1収録。序文:小川洋子 羽生善治名人推薦!

遠い女 ラテンアメリカ短篇集

コルタサル「遠い女」「天国の門」、ムヒカ・ライネス「航海者たち」他、ビオイ=カサーレス、パス等、豊かな物語性と前衛的なスタイルによって現代文学に衝撃を与えてきたラテンアメリカ文学の精髄を収録。

月下の幻視者 ドイツ・ロマン派短篇集

ロマン主義者の多彩な創作活動の粋を集めた魅惑の1巻。世界成就の天上的歓喜と世界破滅の地獄的恐怖を形象化したジャン・パウルの夢=散文、ヴァッケンローダーの芸術家小説他、本邦初紹介の異色作を収録。

台北ストーリー

張系国「ノクターン」、張大春「将軍の記念碑」、朱天文「エデンはもはや」、黄凡「総統の自動販売機」の記念のほか朱天心、白先勇など。現代台湾文学を代表する中短篇を収録した、都市の文学のアンソロジー。

ブストス=ドメックのクロニクル

偉大なる剽窃作家パラディオン、宇宙的レアリスム作家ボナベーナ、無限数の秘密結社存在論者バラルト、究極の簡略詩人エレーラ……。極めて過激で奇矯なる架空の芸術家をめぐるマジメで奇想天外な短篇小説集。

客家の女たち

故国を離れてもその独特の習俗・言語を守り続けて生きる民族集団「客家」。鍾理和の「貧民夫妻」をはじめ、客家における女性たちに焦点をあてた異色の短篇小説9篇。

月光浴 ハイチ短篇集

あてどなき放浪、波間に消えたいのち、日常に潜む光と影――カリブ海に浮かぶ小国ハイチに生をうけた、9人の現役作家による、透明なイメージでつむがれた、真珠のような物語13篇を収録。

パルジファルの復活祭 世紀末傑作短篇集

草原の古城に住まうアンドロギュヌスの王女、大貴族の末裔たる美貌の近親相姦の兄妹……バルベー、ラフォルグ、グールモン、ラシルド、アレ他15作家の傑作本邦初訳30篇を集大成。

ロシア短篇集

「文学が我々に提供しうるもっとも賞賛に値する作品」とボルヘスが絶讃するトルストイの「イヴァン・イリイチの死」。他にドストエフスキー「鰐」、墓より蘇った男の物語「ラザロ」(アンドレーエフ)を収録。

アルゼンチン短篇集

姉を毒殺して手に入れた膨大な遺産を隠しもってブエノスアイレスに向かう馬車に乗ったカタリーナは、自分と同じマントをはおり同じ頭巾を被った一人の女性客に気づいた。朝もやの中に浮かんだその顔は、なんと死んだはずの姉ではないか。とその時、大音と共に馬車が傾き、カタリーナは外に投げ出される……(ムヒカ=ライネス『駅馬車』)。他に、コルタサル『占拠された家』、ビオイ=カサーレス『烏賊はおのれの墨を選ぶ』、シルビーナ・オカンポ『物』等全九篇。

ピカレスク小説名作選

スペイン悪漢#ピカレスク#小説の代表作2選。卑しい出自のパブロスは奸計を弄して貴族社会への参入を試みる。「ペテン師ドン・パブロスの生涯」、《ピカロ》小説の先駆的作品「ラサリーリョ・デ・トルメスの生涯」を収録。


どこか、安心できる場所で 新しいイタリアの文学

エーコ、タブッキ、カルヴィーノだけじゃない、もっと新しいイタリアの文学がここにある。本邦初、21世紀イタリア短篇アンソロジーがついに登場!
13人の作家(うち11人が日本初紹介)による15の物語。

ユーモア・スケッチ傑作展1

笑いの大博覧会、復活! 名翻訳家 浅倉久志のライフワークである〈ユーモア・スケッチ〉ものを全4巻に集大成。第1弾は『ユーモア・スケッチ傑作展1』(全25篇)+単行本未収録作品20篇。

ユーモア・スケッチ傑作展2

笑いの大博覧会、復活! 名翻訳家 浅倉久志のライフワークである〈ユーモア・スケッチ〉ものを全4巻に集大成。第2弾は『ユーモア・スケッチ傑作展2』(全32篇)+単行本未収録作品12篇。

ユーモア・スケッチ傑作展3

笑いの大博覧会、復活! 名翻訳家 浅倉久志のライフワークである〈ユーモア・スケッチ〉ものを全4巻に集大成。第3弾は『ユーモア・スケッチ傑作展3』(全25篇)+単行本未収録作品14篇。

すべてはイブからはじまった ミクロの傑作圏

笑いの大博覧会、完結! 名翻訳家 浅倉久志のライフワークである〈ユーモア・スケッチ〉ものを全4巻に集大成。
最終巻は傑作展姉妹篇『すべてはイブからはじまった』とオンデマンドのみの刊行だった『ミクロの傑作圏』をカップリング。

そうはいっても飛ぶのはやさしい

奇抜なアイデアと絶妙な語り口、チャペク以降のチェコを代表するファンタジー作家と、人生のグロテスク、不条理を見つめる、ハンガリーの〈エンサイクロペディスト〉。異色2作家の傑作短編の粋を集成。

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