「海外短編小説アンソロジー」書籍一覧 国書刊行会 SF、ミステリ、「書物の王国」

たとう@趣味

この記事について

国書刊行会から出版されている書籍のうちの、「海外短編小説アンソロジー」(※)を個人的にまとめた一覧です。(2022/9/25現在)
数が多いため、この記事ではSF小説とミステリ、および「書物の王国」と「新編バベルの図書館」シリーズを記載します。
(SF小説とミステリのジャンル分けは、国書刊行会のサイトの記載を基にしています)

※この記事では、「日本以外で活動している複数の作家による短編小説を収録している書籍」を「海外短編小説アンソロジー」としています。雑誌などの定期刊行物は含めていません。

下記の一覧では、書名と、国書刊行会のサイト(リンク)に記載されている紹介文章の一部を抜粋して記載しています。
全文ではありませんので、収録作家の一覧など詳しい情報は東京創元社のサイトを参照してください。

なお、これらの一覧の抽出に関しては、国書刊行会のサイトの検索機能を利用し、「短編」「短篇」「アンソロジー」「傑作選」「名作選」などのキーワードで検索して、その中で前述の「海外短編小説アンソロジー」の定義に該当しそうなものを目で見て取捨選択しています。
そのため、上記の方法で見つからなかったり、条件に該当していても見逃しているものが含まれる可能性があります。その場合は、お手数ですがお知らせいただけると嬉しいです。

その他の注意事項ですが、下記の一覧では、新装版が出ているものは、旧版の記載を省略しています。
また、記載順は出版順や五十音順などではありませんが、なるべく近しいテーマのものは近くなるようにしています。

国書刊行会 SF、ミステリ、書物の王国「海外短編小説アンソロジー」、「新編バベルの図書館」一覧 (2022/9/25現在)

SF

グラックの卵

奇想・ユーモアSFを溺愛する浅倉久志がセレクトした傑作選。伝説の究極的ナンセンスSF、ボンド「見よ、かの巨鳥を!」他、スラデック、カットナー、テン、スタントンの抱腹絶倒作が勢揃い!

海の鎖

最後の危険なアンソロジーがついに登場!〈異邦の宇宙船が舞い降りた……何かが起こる、誰も逃げられない……少年トミーだけは気づいていた〉破滅SFの傑作として名高い表題作のほか、日本を代表するSF翻訳家:伊藤典夫が独自の審美眼で精選した全8篇。これにて〈未来の文学〉シリーズ完結。

ミステリ

ブラックマスクの世界  1 ブラックマスクの英雄たち Ⅰ

ブラックマスクの世界  2 ブラックマスクの英雄たち Ⅱ

ブラックマスクの世界  3 ブラックマスクの栄光

ブラックマスクの世界  4 忘れられたヒーローたち

ブラックマスクの世界  5 異色作品集

ブラックマスクの世界  別巻

※いずれも国書刊行会のサイトに解説文なし

書物の王国

書物の王国 1 架空の町

ポオ「鐘楼の悪魔」、泉鏡花「高桟敷」、チェスタトン「街」、つげ義春「猫町紀行」、陶淵明「武陵桃林」、西鶴「夢路の風車」ほか全26編。我々の秘かな願望を託された《幻想の市街地図》。

書物の王国 2 夢

夢文学万華鏡。宮部みゆき「たった一人」、筒井康隆「夢の検閲官」、ボルヘス「円環の廃墟」、中勘助「ゆめ」、カフカ「夢」、多田智満子「初夢」、澁澤龍彦「夢ちがえ」、津島佑子「夢の体」ほか。

書物の王国 3 王侯

ワイルド「若い王」、稲垣足穂「夜の好きな王の話」、久生十蘭「カイゼルの白書」、サキ「ハーマン癇癪王」、アポリネール「月の王」、ユゴー「カルル大帝の墓」、中河与一「セミラミス女王」ほか20篇。

書物の王国 4 月

ラヴクラフト「月の魔力」、吉田健一「月」、グリム兄弟「お月さま」、山尾悠子「月齢」、パニッツァ「月物語」、日夏耿之介「月世界の男」ほか。ルナティックたちの物語、31篇。

書物の王国 5 植物

山田風太郎「人間華」、ワイルド「ナイチンゲールと薔薇」、小松左京「花のこころ」、グリム兄弟「柏槙の話」、ベッケル「受難華」、ソログープ「毒の園」ほか32編を収録。

書物の王国 6 鉱物

日野啓三「石の花」、ホフマン「ファルンの鉱山」、マンディアルグ「石の女」、宮沢賢治「貝の火」、種村季弘「食べる石」、ブルトン「石の言語」ほか全36編。無機物によせる愛と憧憬。

書物の王国 7 人形

ホフマン「クルミ割り人形とネズミの王様」、日影丈吉「人形つかい」、紀昀「泥人形の兄」、ハーディ「彫像の呪い」、レニエ「マルスリーヌ」、フェンテス「女王人形」ほか全19編。

書物の王国 8 美少年

コクトー「マルセイユの幻影」、岡本かの子「美少年」、アイリアノス「プトレマイオスの美童」、シェイクスピア「ソネット」ほか全34編。ギリシア神話のナルシスから森茉莉のジェニまで。

書物の王国 9 両性具有

本邦初のアンドロギュヌス文学集。カストラートを主人公にしたバルザックの中篇「サラジーヌ」ほか、ホフマンスタール「ルツィドール」、インド説話「ムーラデーヴァと性転換の秘薬」等22編。

書物の王国 10 同性愛

江戸川乱歩「もくず塚」、コクトー「白書」、司馬遼太郎「前髪の惣三郎」、モーラン「ロオレンザチオ」、小栗虫太郎「石神夫意人」、T.ウイリアムズ「ジョイ・リオの秘密」、大手拓次「沈黙の人」ほか。

書物の王国 11 分身

幻の傑作「あめんちあ」(富ノ沢麟太郎)、本邦初訳の中篇小説「対面」(レニエ)ほか、ホフマン「大晦日の夜の冒険」、ゴーティエ「詛いの星をいただく騎士」、夢野久作「空中」、ビアス「双子の一人」等。

書物の王国 12 吸血鬼

ポリドリ「吸血鬼」の待望の新訳ほか、山尾悠子「支那の吸血鬼」、バイロン「断章」、円地文子「春の歌」、ストーカー「ドラキュラの客」、ステンボック伯爵「夜ごとの調べ」等26編。

書物の王国 13 芸術家

スティーヴンソン「その夜の宿」、三島由紀夫「六世中村歌右衛門序説」、山東京伝「馬琴略伝」、ペイター「宮廷画家の寵児」、杜甫「春の日に李白を憶ふ」他。不思議な人々による不思議な人々の肖像。

書物の王国 14 美食

抱腹絶倒の美食悪食小説、幸田露伴の「珍饌会」、ラム「焙豚の説」、青木正児「陶然亭」、カルミナ・ブラーナ「焼白鳥の歌」、ゴーゴリ「むかし気質の地主」、岡本かの子「食魔」等19編。

書物の王国 15 奇跡

シュペルヴィエル「沙漠のアントワーヌ」、中勘助「いかるの話」、黄金伝説「眠れる七聖人」、ヴァーノン・リー「七短剣の聖女」、ユルスナール「燕の聖母」ほか37編。希望と慰めの物語。

書物の王国 16 復讐

コナン・ドイル「サノクス令夫人」、川端康成「復讐」、サキ「スレドニー・ヴァシュター」、中島敦「牛人」、フォークナー「熊狩り」、三島由紀夫「復讐」、残酷陰惨奇怪な復讐譚の数々。

書物の王国 17 怪獣

ポオ「スフィンクス」、馬琴「禍獣」、吉田健一「ロッホ・ネスの怪物」、ホセ・ファーマー「その後のキング・コング」、橋本治「マタンゴを喰ったな」、小松左京「怪獣ウワキンの登場」等全27編。

書物の王国 18 妖怪

文学版百鬼夜行図。「稲生物怪録」の現代語訳ほか、ハイネ「流刑の神々」、柳田國男「ダイダラ坊の足跡」、モーパッサン「だれが知ろう?」、カフカ「父の気がかり」、オブライエン「なくした部屋」等。


新編バベルの図書館

新編バベルの図書館 第1巻

バベルの図書館シリーズ、アメリカ編。ホーソーン、ポー、ロンドン、ジェイムズ、メルヴィルの巻。「ウェイクフィールド」「壜のなかの手記」「影と光」「友だちの友だち」「代書人バートルビー」ほか全20編を収録。

新編バベルの図書館 第2巻

バベルの図書館シリーズ、イギリス編Ⅰ。ウェルズ、ワイルド、サキ、チェスタトン、キプリングの巻。「幸せの王子」「トーバモリー」「三人の黙示録の騎士」「塹壕のマドンナ」「白壁の緑の扉」ほか全32編を収録。

新編バベルの図書館 第3巻

バベルの図書館シリーズ、イギリス編Ⅱ。スティーヴンソン、ダンセイニ卿、マッケン、ヒントン、ベックフォードの巻。「声たちの島」「カルカッソーネ」「輝く金字塔」「ペルシアの王」「ヴァテック」ほか全19編を収録。

新編バベルの図書館 第4巻

バベルの図書館シリーズ、フランス編。ヴォルテール、リラダン、ブロワ、カゾットの巻。「ミクロメガス」「ヴェラ」「ロンジュモーの囚人たち」「悪魔の恋」ほか全26編を収録。

新編バベルの図書館 第5巻

バベルの図書館シリーズ、ドイツ・イタリア・スペイン・ロシア編。カフカ、ロシア短篇集、マイリンク、パピーニ、アラルコンの巻。「禿鷹」「ナペルス枢機卿」「精神の死」「死神の友達」ほか全29編を収録。

新編バベルの図書館 第6巻

バベルの図書館シリーズ、ラテンアメリカ・中国・アラビア編。アルゼンチン短篇集、千夜一夜物語ガラン版、千夜一夜物語バートン版、蒲松齢、ルゴーネス、ボルヘスの巻。「イスール」「青い虎」ほか全40編を収録。

関連リンク

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!