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「人間味がある」に関する考察

「自分の長所と短所って何?」

きっかけはたわいもない会話だった。
今日、俺と先輩と助教とで上述した内容について喋っていた。

各々が自分の長所と短所を発表していく中で、先輩にはこれと言った短所がないという結論に至った。

それに対して俺は、

「短所がないってなんか人間味ないっすね。完壁な人間より欠点がある人の方が可愛らしいっすわ。」

と言った。すると、

「人間味ってなんだ?」

という疑問が生まれた。我々はこの疑問を解くために一時間ほど議論し続けた。そこで挙がったものには

「感情の起伏が大きい」

というものが挙げられた。陽と陰の感情が混在している人ほど人間味があるのではないか。すると先輩が、

「じゃあ、ウチの教授は全然怒らなくて、いつもにこやかだが、それは人間味がないのか。」

と言われた。確かに。そうではないな。アイツは人間味がある。そうなると仮説は棄却される。次の案は、

「嫌なことは嫌だと言える。」

という意見を発表した。嫌なことをしっかり自己表現できる人は人間味があると俺は思う。

皆はどんな人が人間味があると思う?

今日、一緒に呑んだ後輩は、

「誰に対しても分け隔てなく接することができる八方美人な人」

という意見が出た。普通は、苦手な人は避けるが、周りの目を気にして、我慢する感じがある意味で人間ぽさがあると言っていた。

確かに。少し俺にはない考えで、興味深かった。

まぁ、結局俺の中では人間味がある奴は

「よく喋り、よく笑う奴」

というものが一番だ。

皆も一度考えて見てくれ。そして、俺に教えてくれ。


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