★「恋は全て初恋です。相手が違うからです。」
以前、付き合っていた人に似たようなことを言われて、自信を持てた。
その人に言われたということもあるけど、今でも大事にしている恋愛の考え方で、自分の恋愛観の中でも特に上位に入る考え方だ。
当時、自分の恋愛経験の少なさに引け目を感じていて、幼稚な発想から不安定になってばかりいる自分は、その人には釣り合わないんじゃないかという思いが大きくなっていた。
その時に、「恋愛に慣れているとか慣れていないっていうのはないよ。君との恋愛は初めてなんだから。」というようなことを言われた。
本当に大事にしてもらっているなと思えた。
ちゃんと向き合って、考えてもらえているなと感じた。
だって、相手が怒ったり不安定になったりした時に、「今まではこう接したら機嫌直ったから」という接し方をしても、必ずしもうまくいくとは限らない。
「この人はどう感じて、どう反応するんだろう」「何をしてあげたら喜ぶんだろう」「どこに地雷があるんだろう」ということを見ないと、うまくいかない。
この言葉をかけてくれた彼は、人たらしで、仕事でも相手の人心掌握がうまい人だったのに、私のことになると困ったり戸惑ったりしながら、それでも最終的にはいつも喜ばせてくれた。
幸せな感情を味わわせてくれた人で、本当に感謝している。
この言葉は、ネットで出会っても、きっと響いていなかったと思う。
直接言われたから、意味を理解できて、嬉しくなれたと思う。
いい出会いをしたと思う。
幸せだなと思う。
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