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SDGsは自分を大切にするところからはじまる | 不健康な活動家にならないために

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日は利己的であることとSDGsが相反しないということについて書いてみます。

利己的であることは特に日本では敬遠される概念ですね。自分のことしか考えていない自己中心的な考えや行動をする人は社会からあまり良い目で見られることはありません。

世の中SDGsがこれだけ浸透した中で相反する概念であるとほとんどの人が疑わないのではないかと思います。

では利己的であるということを、自分のことを大切にするという意味で捉えるとどうなるでしょうか。そのような考え方について否定的な人はいない。むしろ、称賛されるのではないでしょうか。

一方、この考え方について具体的な行動がとれているかどうか、自問自答してみてください。具体的にどのような行動をとっているのかについて列挙できる人はそれほど多くないでしょう。

自分のことを大切にするという概念は頭で理解していても、行動で実践することは今の社会を見渡してみると難しいことであると理解して良さそうです。

SDGsは自分を大切にするところから始まります。

自分の心身の状態を良くすることがSDGsに繋がるのです。

加工度の高い食品ばかり口にしていれば疲れやすくなり、身体の状態は悪くなるでしょう。加工する過程でCO2は沢山排出されるでしょう。場合によっては発展途上国の人々を劣悪な環境で働かせることになるかもしれません。

便利さにかこつけて自分の身体を使わなければ、身体の機能はどんどん低下していくでしょう。自律神経が弱まり免疫力が低下し、怪我や病気のリスクが格段に上がることに繋がります。

身体の状態が悪くなれば社会保障のネットに助けを求めることになるでしょう。国の保険負担は大きくなり、そのしわ寄せは若い人たちに向かうでしょう。

僕は40歳代で生活スタイルをガラリと変えました。

それまでは酒、タバコをやり、運動もろくにせず、毎日呑んだくれの生活でした。体重は90kgを越え、いつも疲れ気味でイライラしていました。そのやるせなさをタバコや酒にぶつけるという悪循環でした。

色々なきっかけがあり酒もタバコもやめ、ロードバイクのトレーニングを日課にして、食生活も見直しました。結果、体重は70kgを下回り、体脂肪率も10%程度まで落とすことができました。

トレーニングによる疲れはもちろんありますが、正体不明の倦怠感はなくなり、病気にかかることも、不意に怪我をすることもなくなりました

身体の状態は睡眠も含めてつねにウェアラブルな生体センサーをつけて計っています。食事はできるだけ加工食品を摂取するのをやめて、食材を自宅でシンプルに調理しています。

まさかこんな生活が自分にできると思っていませんでしたが、やればできるものです。結果として心身ともに安定したので、継続することができています。

心身の健康への取り組みは昔の人の知恵そのものです

規則正しい生活とシンプルでバランスの良い食事、そして運動(=農作業)。これでピンピンコロリができていたのではないでしょうか

身体は本当に不思議なものです。一方で複雑怪奇でもあります。この内なるSDGsに目を向けてみてはいかがでしょうか。

今までの世界とは違う輝きが見えるようになるはずです。

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